勝ち負けではない

- Category - 怒りん坊日記



そもそもそういう考えでなくていいのかも 

勝ち負けにこだわっていた自分を 
少し客観的に見ることができた瞬間でした 


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たとえば
にくったらしい口を利く子どもに対して 

腹が立たないかといったら 
そんなわけはありません 

まるで捨てゼリフのように
トゲトゲした言葉を置いていかれたら 
とってもムカつきます 


(そんなんだったら二度と◯◯してやんねぇ!)
(そんなんだったら次泣きついてきたってもう知らん!)



瞬時にして心の中は
怒りの強風が吹き荒び


(だったらこっちだってやってやろうじゃない)


ついつい反撃したくなります 


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だけど 
だからといって 

そこから口を利かなかったり 
当たりを強くしてしまうのは 

「ちがう」と今では思えます
(思えなかった時代を乗り越え) 


結局私は 
勝ち負けにこだわっていたのだと思います 

ここで優しくしたら負け 
と捉え 

同じように振る舞うことで 
相手の態度の悪さを思い知らせることで

何とか勝ちたかったのだと思います 


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身近である大切な存在に対して 
そういう振る舞いを続けたとして 

果たしてお互いにとってプラスになるか 

そう考えると 
答えは簡単です 

相手の態度に振り回されたとしたら 
それは怒りに支配されているということになります 


相手がどんなに不貞腐れている態度であっても

私はいつもやっていることを
いつものようにやる 


「いってらっしゃい、気を付けてね」
「おはよう」
「おやすみ」



いつも通り声を掛ける 

当たり前だけど

当たり前にはできていなかった自分に気づいて 
ヒヤリとしたのでした
(子どもの方ができている率高し)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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