何のためにそれをするのか

- Category - 怒りん坊日記



え?えぇっ?何?


言われるがまま動きつつも
すごくモヤモヤしてしまいました


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検診のために
ある医療機関に行ったときのこと


「レントゲン取りますね」


問診をすることもなく
いきなりレントゲン室に誘導され

言われるがままに
あれこれと指示に従っていったのですが

頭の中では
「違和感」がゴロゴロと転がり続けていました



病院なので
それなりに検査項目があって
きっとスムーズに進むように手順が組まれていて
レントゲンも必要だったことは
あとからわかりました

ただ
何の説明もなく
無機質な流れ作業のように感じた空間と

それに対して
何も言えなかった自分に
とてもモヤモヤしたのでした

※検査の手順やそれにまつわることに文句を言いたいのではなくて
 そのとき感じた「違和感」の正体を探り当てた、という話です


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子どもたちに講座を開催するときなどに
あらかじめ決めておいたプログラムに沿って
進めていくのですが

「今からこのワークをやるよ」

何をするのかまず提示してから導入していくのですが

どうして今これをするのか
何のためにこれをするのか


それぞれの年齢の理解度に応じた伝え方をするのって
大切だなとあらためて感じました



それは講座に限らず
家庭の中でも同じことが言えるような気がしています

こちらがある程度把握していて
手順をシュミレーションしていて
子どもたちにそれを促す場面だったとして

的確な指示を出したとしても
子どもたちがキョトンとしているのは

どうして今それをするのか
何のためにそれが必要なのか


きっとそこが言葉足らずなのだと思います


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小さい子どもであればあるほど
自分なりに納得することで
目的に沿った行動ができることがあります

子どもたちの力を侮ってはいけない
そこのやり取りこそ
丁寧に扱っていきたいところだなと思っています


何を伝えるかも大事ですが
どう伝えるか

私にとっては
永遠のテーマかもしれません




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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