「お風呂に入らない問題」
長いこと身の回りに漂っていたことは確かですが
気づくとはるか遠くにありました
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「ちっとも風呂に入らない」
まるで告げ口するように
夫がボヤキにやってきました
自分が入った後に
子どもたちが後に続かないことに
困っていたようです
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「へぇ、そう、じゃあ私声掛けてみるかな」
子どもたちのいる部屋に向かいながら
浮かんできたのは
(昔はこれ、激おこ案件だったな)
ということでした
アンガーマネジメントを初めて学んだとき
何にイライラしたのかを書き出すワークがあって
「子どもがお風呂に入らない…8点」
人生最大の怒りを10点としたときに
それに高得点を付けたことを思い出しました
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誤解のないように言っておくと
子どもがお風呂に入らないことに
怒ってはいけないとか
高い点数をつけてはいけない
そういうことではありません
大切なのは
それに腹が立った
ということへの良し悪しではなく
それが自分にとって
怒る必要のあることか怒る必要のないことか
一旦その線引きを
自分で出来ていたかどうかということです
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その後何度も同じ案件に遭遇して
何度も自分で線引きを繰り返していくうちに
「子どもがお風呂に入らない」こと自体
私にとっては怒る必要のないことに加えて
腹が立つことそのものではなくなっていました
何なら自分も入らないことだってあるし
それが重要だと感じていない今現在だったりします
(おそらく夫はそうではないのだと思います)
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子どもたちのところへ行って
お風呂に入るのかどうか
私が最後に入るから、最後から2番目の人は知らせて欲しい
〇時頃洗濯機を回すからそれまでに洗濯機へ汚れ物を入れて欲しい
それだけ伝えて
それ自体は終わりました
今しがたボヤキに来た夫へそれを伝えると
納得したようでした
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普段は長湯できませんが
入浴剤と一緒にゆっくりお湯につかると
疲れが取れるだけではなく
気持ちもほぐれるのでこの時期のリフレッシュ方法です
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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