我が子とのこととなると
いとも簡単に鞍替えしてしまうのだな
いつになく身軽だった自分に
ちょっとガッカリしてしまいました
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アンガーマネジメントをお伝えするとき
アンガーマネジメントについて意見を求められたとき
「その立ち位置から降りない」
「違う土俵に乗らない」
ということを
自分なりに気をつけています
なぜなら物事には
色んな立ち位置からの見方や解釈があって
立ち位置をあちこち変えてしまうと
根幹がグラついてしまうからです
アンガーマネジメントの立場からお話をするのであれば
少なくともそこから降りないでいることが大切です
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とはいいつつ
つい先日
あまりにも挑発的な息子の物言いに
気づいたときには
スルスルとそこからずり落ち
(あんだとー!)と言いそうになっていた自分が居ました
普段からあんなに気をつけているのに
たった一瞬でこんな自分になってしまうのかと
ガッカリしつつ
まだまだだなぁと身の引き締まる思いでした
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息子とのやり取りにおいて
(あんだとー!)と言ってはいけないということではありません
私の場合に限って言うと
そういうやり取りをするとあとで後悔すると分かっているので
冷静に対処するために
そういう言葉を極力使わないように肝に銘じているということです
私の目指すところは
目先の言葉の応酬にどう対応するかということではなく
その先にある
お互いにとって感じたことを伝え合いつつすり合わせできる関係です
今回は
良い意味で熱くない夫が間に入ってくれたので
それぞれクールダウンして時間を置けたと思います
(夫には気の毒だったけれど)
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売り言葉に買い言葉
と言うけれど
売る前に投げつけ
買う前に投げつけ
秒で反射的に
怒りをぶつけていたなぁと
昔の自分を振り返って
大いに反省しています
スッキリするどころか
胸糞悪くイライラが膨れ上がるだけ
あんな後味の悪い時間を過ごすのは
もうイヤだなと思います
(相手の方がもっと迷惑だったに違いない)
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アンガーマネジメント的に
解決したい問題なのであれば
相手が我が子であったとしても
その立場から降りないで目の前の問題に向き合ってみる
少なくとも
今どの立ち位置なのか意識してみる
というのが
直近の課題だなと感じています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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