「もういいです」
思わず口にしたあと
(あ、ちがうなぁ)と思いました
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少し前から使い始めた
お買い物カードがあって
ポイント加算されていないことに
最近気づきました
今日買い物をしたときにも
同じようにポイントが付かなかったので
近くに居た店員さんに
尋ねてみることにしました
商品をレジに通す前に
カードを読み込ませる必要があること
ポイントが付いたとしても
レシートにはまだ反映されないこと
こちらが承知していることを
あらためて説明して下さったのですが
それでも加算されないのはなぜかと
こちらが知りたいことを尋ねると
「ですから…」とため息をつき
先程の説明を繰り返し始めたので
私「えっと…わかりました、もう大丈夫です」
店員さん「そうですか!では」
そんなやり取りをして
お店をあとにしました
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本当は
「わかってはいない」し
「もう大丈夫」でもないのです
だけど
先方の雰囲気や口調に
穏やかでないものを感じていたし
このまま話していても
解決策は得られないような気がしたので
その場をあとにしました
(※上記はあくまでも私の感じ方です)
自分で選んだ行動ではありながら
ちょっとモヤモヤしてしまいました
あのタイミングであの場を離れたことには
特に何もありませんが
「もう大丈夫です」
自分で発した言葉に
もう少し別の言い方もあったのではないかなと
ちょっぴり後悔がありました
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逆の立場であったなら
相手が納得していないことは
何となく感じ取っていただろうし
(ちょっと感じ悪かったかな)
そんな風にも感じた
モヤモヤがしばらく漂っていました
何気ない言葉
何気ない態度に
自分の中の
ネガティブな思いが含まれていることがあります
大丈夫ではないのに「大丈夫」と言ったり
大変なのに「平気」と言ってみたり
毎回それが必要とは限りませんが
時にはそれを伝えることが大事な場面もあるなと感じます
今回の場合がそれに当たるかといわれると
重要度から考えて微妙ではあるのですが
相手が身近な存在であれば
それが結構大事だなと
あらためて感じた出来事でした
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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