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- Category - 怒りん坊日記



家族(特に子どもたち)は

こちらの投げかけたそれが
同じ強さで返ってくることが多いです


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先日の中学の三者面談で
「ヤバイ」と言われた(らしい)次女

この夏休みで何とか頑張らないとなぁ
多分そう思ってはいるものの

何をどうすればいいかわからない
何から手を付けたらいいかわからない


自分から声を掛けられるタイプではないくせに
何をどうしたいのか真っ向から尋ねられたり
正論を並べられると嫌気が差して耳を閉じる

長年彼女を観察してきて
そういうタイプなのだろうなと
私自身は理解しています


親として
何かしらのサポートはしたいけれど

彼女の場合は
とっかかりが7割以上を占めていて

ここでしくじると
なかなか面倒くさいことになってしまいます


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ちょうど良いタイミングで
オンラインで受験情報の動画サイトがあり
一緒に観ていました
(実はここはフリ)


目がチカチカするくらい
ビッシリ書かれた資料

早口で説明されている
オンラインの講師の方


私「意味わかる?」
娘「……全然」



ブスッとしながらも
返答があった時点で
イケるかもと思いました


私「そういえば宿題は進んでる?」
娘「……ちょっとだけ」


そこから
宿題のプリントを見せてもらって

計画的に進められるように
カレンダーに記入しようかと
提案して

乗り気になったところで
夏休みだから
これまでの復習も組み込めるかもねと
一緒に書き込んでいき


私の目論んでいたミッションは
終了しました


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今回の目的は

オンライン動画を観ることでもなく
宿題の進み具合をチェックすることでもなく

「課題と予定を見える化させること」でした


彼女の場合は
事前に確認していたとしても

上手くいかないことがあると
そこからつまづきやすいので


カレンダーなどを活用して
期限を決めておくこと

その日のスケジュールを
見える状態にしておくこと

それが最も効率の良い方法のようです


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おだてや泣き落としは通じない
自分のことは自分でできるかと思いきや
まだまだ難しい部分もある


微妙なバランスでいる
お年頃の次女に対しては

沢山のお膳立てと
こちらの本気度が試されます


さらに
次女に限らず
子どもたちは

こちらの機嫌の悪さや
心がささくれ立った気配を瞬時に感じ取り

どんなに取り繕ったとしても
こちらの投げかけと同じ種類の
反応をダイレクトに返してきます


むやみに優しくするなんて負け
威厳を持って厳しくあるべき

そんな「べき」を握りしめていた頃は
子どもたちの反応もトゲトゲしていて
すぐさまバトル勃発でした


子どもたちの反応は
自分のコミュニケーションの結果だと思うと

大切な存在だからこそ
あきらめずに

お互いにとって
心地よいものにしていきたいと感じています




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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