それってどういうこと?
最近、自分にも子どもたちや夫にもよく使っているフレーズです
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私の
綺麗に片付けなさい
さっさと準備しなさい
いい加減にやめなさい
の後に続くイライラには
どうして言ったことをちゃんとやってくれないの!
が大抵付いてきます
また、子どもたちの
ちゃんとやってるし!
やろうと思ってたし!
違うし!
に対しては
いやいや、できてませんから!
というイライラが立ちはだかっています
こうなると話し合いは平行線で
(正確には論破して私が泣かせるというパターン)
イライラはますます大きくなるだけです
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これは何が原因かというと「曖昧な基準」なのではないかと思います
私にとっての「ちゃんと」「さっさと」「いい加減」「違う」と
子どもたちにとってのそれらが違うから、そのギャップにイライラしてしまうのです
自分から発信する場合には
(綺麗に、とは)→床にモノが無いように片付けなさい
(さっさと、とは)→〇時に出発できるように準備しなさい
(いい加減、とは)→あと△分でやめなさい
と具体的に伝える
子どもたちからの発信に対しては
「ちゃんと」とはどういうことか
「いつまでに」やろうと思っているのか
「何が」どう違うのか
に耳を傾けることで
より具体的にしていくことで共通認識をはかることができます
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これは対子どもに対してだけでなく、対大人(特に夫)に対しても同じです
私「早めに言ってね」「そろそろ出かけようか」
夫「ん?おぉ…」
私「……(まだかいな!)」
を
私「一日前までに言ってね」「あと10分したら出掛けようか」
夫「ん?おぉ…」
私「……(それまでに洗濯物干そう、とその場を離れる)」
とするだけで、相手の返事は変わらなくても自分の心持ちがずいぶん違うのです
自分の感じ方は自分で選べる
無駄にイライラしないで済むような感じ方ができるためには
自分の基準をハッキリさせて相手に伝えてみること
相手の基準にも耳を傾けてある程度すり合わせておくこと
が大切だなぁと思います(家庭における私の場合)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)