嗚呼、何だかいたたまれない
そう感じながらも、そこに居るしかありませんでした
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とある飲食店で注文をするため並んでいた時のこと
(そこはレジと厨房がオープンになっていて、こちら側からも様子がわかります)
アタフタしながら行ったり来たりしている新人さん(らしき人)が
ベテランの店員さん(らしき人)から何やら注意されているようでした
「はい、すみませんでした」
(小さな声がしたので多分そんなところだろうと思います)
と、ここまではこの時期よく見かけるシチュエーションだったのですが
そこで怒りが収まらない様子のベテラン店員さん(らしき人)
「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」
並んでいる私たちに対して素敵な笑顔でテキパキと接客しつつ
「日本語わかってます?」
「ここは日本ですけど?」
「それくらいわかりません?」
「すみません、っていう言葉だけは異様に上手ですけど?」
周りに聞こえよがしに淡々と言い続け
「ねっ、そう思わない?」
関係なさそうな別のスタッフの方に同意を求めていました
(求められた人も苦笑い)
こ、こわい!(このギャップ!)
そしてこれって以前の私みたい
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人のふり見て…ではありませんが、ギクッとしてしまいました
子どもたちに対して
「もういいよ」とか「この話はもうおしまいだからね」といいつつ
「なんでわからないのかなぁ」「この間も同じようなことあったよね」
声こそ荒げないけれど、聞こえよがしにため息まじりに じわじわと追いつめるような言い方をしていました
次からはこうして欲しいではなくて、自分がスッキリしたいがために しつこくしつこく淡々と言い続けていたなぁ
(残念ながら、そうしたからといってスッキリはしない)
そんな自分を思い出してギクッとしたのでした
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もちろん、子育てや新人研修、人材育成の場やその他でも
「怒ることが必要な場面」「叱ることが必要な場面」
は沢山あります
だけど、自分自身のうっぷん晴らしのためや 見せしめのために怒ったり叱ったりしてしまうのは、お互いのためにならないどころか 本当に伝えたいことが伝わりません
◆自分自身の怒りとの上手な付き合い方を知りたい方→「アンガーマネジメント入門講座」
◆安全な方法で相手にリクエストを伝える方法を知りたい方→「アンガーマネジメント叱り方入門講座」
オススメです
あっという間に4月も下旬
GW目前にして、子どもたちも私も新年度の生活に慣れながらも 少々疲れが出始めています
こんな時期にこそ アンガーマネジメントがお助けアイテムになります
(日々活用中)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)