親の価値観

- Category - 怒りん坊日記

ほほぅ…ふむふむ


同じ日に 正反対のことを言っている人たちを見かけました


 
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スーパーの入り口に「ご自由にお使い下さい」の消毒があります
行きと帰りに それぞれ親子連れがいました


~其の壱~
「ちょっと!消毒しなきゃ!早くシュシュってやりなさい」
お母さんにそう急かされて、慌てて消毒するお子ちゃま

~其の弐~
「何やってんの!ちょっとくらいのバイ菌へっちゃらだよ」
お母さんにそうたしなめられて、消毒するのをやめるお子ちゃま


あまりにも両極端だったので かなり鮮明に覚えていました


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しっかり指先を消毒するべき
あまり気にするべきではない

どちらも正解だと思うのですが
こういうちょっとした親の価値観に日々触れることで
子ども自身の「べき」も構築されていくのだろうなぁと
我が子のことも振り返りつつ感じました



私自身のことを振り返ってみると
子どもたちに怒り狂っていたあの頃

「どうしてそんな考え方なの!」
「おかしいんじゃないの?ありえない!」

子どもは親の価値観と同じであるべき

自分とは違う価値観に聞く耳すら持てなかったので
イライラしていたのだと思います
(でももし、自分の親にそんな風に言われたら納得いかない)


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「どうしてそう思うの?」

その一言を持てるようになっただけで
その答えを待つ余裕を持てるようになっただけで

なるほどねぇという発見があったりして
私の「まぁいいか」という、許容範囲が少しずつ上書きされていきます



ちなみに私は

「消毒したほうがいいよ」

子どもにそう言われたらやるタイプです
(ザ・面倒くさがり屋)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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