「あえて関わらない」もあるけど
「あえて関わる」もあるな
自分なりに
線引きできた瞬間でした
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良く通りかかる道の途中に
小学校の通学路を通るゾーンがあるのですが
(我が子の学区内ではないけれど)
そこに緑色のシマシマのポールみたいなものが
何本か立っているところがあります
ふと見ると
ちょっと派手な格好をした
高校生くらいの男の子数人が
そのポールを蹴っていました
そしてそのポールは
根元の方が折れかかっていました
(素材の関係なのか完全には折れない造り)
公共のものを壊すべきではない
イライラッとしました
これは怒る必要があるなと思いました
でも
私にとってその状況は
・コントロール不可能である
・重要ではなかった(遅刻しそうで急いでいたせいもあり)
そう線引きしたので
「あえて関わらない」行動を取りました
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その数日後
同じ場所を通りかかったら
先日見かけた
折れかかったポールを
下校途中の小学生が蹴っていました
折れかかっていたポールは
さらにしっかり折れて
車道にはみ出そうになっていました
公共のものを壊すべきではない
先日と同じように
イライラッとして
これは怒る必要のあることだなと感じました
でも今回は
私にとってその状況が
・コントロール可能である
・重要(事故になりかねない)
そう線引きしたので
「今すぐに取り組む」行動を取りました
※正直に言うと
コントロール不可能かもしれないけどやってみる
であったと思います
「ここは車が通るから危ないよ」
「道路の目印は大事だから壊さないで」
黄色いカバーのランドセルを背負っていた
男の子数人に声を掛けました
(1年生にもわかるように声を掛けたつもり)
すると
「わっかりましたぁー」
あっけらかんとして
すたこらさっさと走って行ってしまいました
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(……まぁいいか)
そこでの行動を振り返ってみたときに
私は
派手な格好をした男子高校生だったからスルーして
説き伏せられそうな小学生だったから注意したというよりは
自分にとって重要かそうでないか
という基準によって線引きしたなという実感がありました
そしてさらに
コントロール不可能だったとしても
これはあえて関わっておきたいこと
という思いもありました
どう線引きするかは人によって違うし
どこに当てはめたとしても
それはその人にとっては正解です
アンガーマネジメント的にいうと
今回は私にとって
後悔しない怒り方(行動)でした
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このポール
気になって調べてみると
車線分離標(ラバーポール、ポールコーン)という
種類らしいのですが
大きい括りでは
「視線誘導施設」に含まれるそうです
※視線誘導施設とは
道路の側方や中央などに沿って、路端や道路線形等を明示し
昼夜間における車両運転者の視線誘導を行うために設置する
施設の総称
実は色んな呼び方があって
製造各社の商標が
半ば普通名詞的に使用されていることも多いそうです
(ウィキペディア参照)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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