沢山使って
随分古くなってきても
お気に入りのものもあれば
思い切って新しいものにしてみたら
それはそれで新鮮で
また大切に使えそうだなというものもあります
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私は昔から
よく言えば「物持ちがよい・愛着を持てる」
悪く言えば「捨てられない・執着がある」
というタイプで
つい最近まで
幼稚園の時に運動会にもらったメダルを
取っていたくらいでした
(実は何の愛着もなく、手放すのに全く未練もないほど)
他にも
中学校の授業中に回した手紙(THE・内職)とか
高校のときに行ったコンサートのパンフレットとか
それがなくても困ることはないものまで取ってありました
(その存在自体すっかり忘れていました)
ここ数年
引っ越しなどの事情で
物理的に多くの物を抱えていられない状況となり
必要に駆られて手放すことになったのですが
(あ!あれは手放すべきではなかったのに!)
という後悔を感じるような状況に陥ったことは
今のところありません
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自分の感情について振り返ってみると
強い思い込みやこだわりというのは
割と幼い頃から変わっていないかもしれません
〇〇はちゃんとしなくちゃ
△△はしっかりするべき
そのこだわりが強すぎて
自分で自分の首を絞めてしまっていたことに
ずっと気づかずにいました
(結局は自分へも他人へも腹を立てまくる)
アンガーマネジメントに取り組む中で
その「ちゃんと」や「しっかり」はどの程度か
自分の境界線を明確にすることで
ムダにイライラすることが激減したように感じます
「べき」の中にも
小さい頃から慣れ親しんでいて
自分なりに大切にしていきたいものもあれば
手放すことに特にしんどさを感じることなく
むしろそのことで自分が楽になるものもありました
出来事に対する意味づけ(感じ方)と同じように
価値観の取捨選択だって
自分でして良いのだと今はそう感じています
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物は少しずつ古くなって
いつかは
そのお役目を終えるのだけど
とても愛着を感じる物に出会えたとき
飽きることなく大切に使って
もうお別れ寸前の状態だけど
やっと自分の手になじんでしっくりきたなぁ
そんな瞬間がとても好きです
(特に文房具たち)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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