後だしジャンケンだと
勝っても負けても
モヤモヤしてしまいます
(私は)
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毎年この時期にやってくる
地域や学校関係の役員決め
これまで
何度となく
自分自身のイライラ
あるいは
他の人のイライラに遭遇してきました
今現在
いくつかの役を兼任しているので
来年度はある程度免除される(はず)なのですが
その日が近づくにつれて
何だか言い知れぬモヤモヤが漂っていました
これって
どういうところからくる不快感なのだろう
ここ数日
それについて考えていました
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すると
私は
後だしジャンケンみたいな状態がイヤなのだなぁ
ということが出てきました
それは例えば
ひと通り決まった後に
「やっぱり○○でできません」
ということが起こったとき
そうなると
またイチから話し合いを始めなければならなかったり
それに不満を漏らす人たちの会話が耳に入って来たり
初めに言っておくべき
時間を無駄にするべきではない
雰囲気を悪くするべきではない
後だしジャンケン(的な行動)によって
私の中の沢山の「べき」が裏切られ(たように感じて)
イライラモヤモヤしてしまうのです
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後だしジャンケンはやめて下さい!
それを声高に言うことは
私の中では建設的な行動ではありません
ではどうなれば気が済むのか
アンガーマネジメント的に考えていくと
次に引き継いでくれるかもしれない人たちの不安を
できるだけ小さくしておきたい
ということでした
自分が出せるだけの情報を
正確に提示しておくことで
引き受けた後に
「やっぱり無理」とか
「やっぱりできません」に
繋がらないようにしたいなと思ったのでした
・役員の役職と任期
・主な仕事内容
・活動頻度
自分だったら知っておきたいという内容を
事前にまとめていきました
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実際に話し合いが始まるときには
進行役の方が
・例年はこういう決め方をしているけれど
人数の関係で今年はこういう風にしたいと思います
・こういう理由で今日は来られない人がいるけれど
くじ引きになった場合は入って頂く了承を得ています
・公平を期すためにこういう形で進めていきたいと思っています
「以上の内容に同意して頂けたらこのまま進めていきます」
とてもわかりやすく
ジャンケンのルールを提示してくれたように感じました
(後だしジャンケンはもうこの場では出てこなさそう)
いくつかの役職があったので
実際にはジャンケンではなく
話し合いだったりくじ引きだったりしましたが
とても円滑に進んだように感じられました
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何かを決めるとき
(それが全体の中の数人で良い場合などは特に)
出来ればやりたくない
自分だけ損するのはイヤだ
あれはズルいでしょ
周りを見張ったり
抜け穴を探そうとしたりしたくなるときがあります
(あくまでも私の場合です)
それが後だしジャンケンに感じられると
余計にイライラしてしまうこともあります
話し合いの大小に関わらず
初めにルール説明をしておくのは
とても大切なことだなぁと
今回とても勉強になりました
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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