ぺしゃんこ

- Category - 怒りん坊日記



踏んずけてやる!(キーッ!)


心の中で言いたくなってしまいました
(↑上記のセリフ世代的にわかる方がいたら嬉しい)


***********************

日もとっぷり暮れて
真っ暗な中
長女が部活から帰ってきました

涙の跡だらけの顔で
(泣きながら自転車をこいで帰ってきたのでしょう)

玄関先でもハラハラ泣いて
そこにへたり込んでしまいました

(オイ!何があった!)


私の中にはみるみる間に
不安と心配が膨れ上がり
たまらなくなりました


長女がゆっくりでも話せるように
自分自身を落ち着けながら
じわじわ話を聴いていくと


ケガや事故ではなく
学校での出来事に対してでした


***********************

(フンッ!踏んずけてやる!)


私の中に怒りがわきました


それは

大切な長女を邪険に扱うべきではない(相手に対して)
理不尽な八つ当たりをするべきではない(相手に対して)
筋の通らない理詰めをするべきではない(相手に対して)

という私の中の「べき」が原因でした


腹を立てた私とは対照的に
長女は

「もうちょっと泣いてみるね…」

悲しみの中に身を置いているようでした
(私はこの後出かけてしまったので、いつ泣き止んだのかは知らず)



2時間ほどして帰宅してみると
いつもよりはちょっとしょんぼりしていたけれど
少し気持ちを持ち直していたようでした


***********************

今回の長女の場合は
これで良かったのかもしれません


私に何とかして欲しかったのではなくて
自分で気持ちを受け止めて切り替えるまでに
1人でゆっくりできる時間が必要だったのかもしれないな

そんな風に解釈しています




かつては

「何で泣いてるの?何で何で?誰が悪いの?」

頼まれてもいないのにターゲット探しをして
誰の何が正しいのかジャッジしないと気が済まなくて

本人の気持ちを置いてけぼりなのにも気づかず
勝手に怒りまくっていたなぁと思い出しました
(長女が小さい頃は特に…ゾワッ)



もちろん
相談されたり手助けが必要な時には力になりたいし
その声を自然に出せるような親子関係を目指してはいますが

それを差し置いて
本人にしかわからないところに土足で踏み込むような
(少なくとも今の私にとって乱暴に感じる)ことは
しなくて済んだことにホッとしています



明日は
長女の大好物の煮物を夕飯のメニューにしようと思います




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

トップに戻る


人気ブログランキング