踏んずけてやる!(キーッ!)
心の中で言いたくなってしまいました
(↑上記のセリフ世代的にわかる方がいたら嬉しい)
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日もとっぷり暮れて
真っ暗な中
長女が部活から帰ってきました
涙の跡だらけの顔で
(泣きながら自転車をこいで帰ってきたのでしょう)
玄関先でもハラハラ泣いて
そこにへたり込んでしまいました
(オイ!何があった!)
私の中にはみるみる間に
不安と心配が膨れ上がり
たまらなくなりました
長女がゆっくりでも話せるように
自分自身を落ち着けながら
じわじわ話を聴いていくと
ケガや事故ではなく
学校での出来事に対してでした
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(フンッ!踏んずけてやる!)
私の中に怒りがわきました
それは
大切な長女を邪険に扱うべきではない(相手に対して)
理不尽な八つ当たりをするべきではない(相手に対して)
筋の通らない理詰めをするべきではない(相手に対して)
という私の中の「べき」が原因でした
腹を立てた私とは対照的に
長女は
「もうちょっと泣いてみるね…」
悲しみの中に身を置いているようでした
(私はこの後出かけてしまったので、いつ泣き止んだのかは知らず)
2時間ほどして帰宅してみると
いつもよりはちょっとしょんぼりしていたけれど
少し気持ちを持ち直していたようでした
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今回の長女の場合は
これで良かったのかもしれません
私に何とかして欲しかったのではなくて
自分で気持ちを受け止めて切り替えるまでに
1人でゆっくりできる時間が必要だったのかもしれないな
そんな風に解釈しています
かつては
「何で泣いてるの?何で何で?誰が悪いの?」
頼まれてもいないのにターゲット探しをして
誰の何が正しいのかジャッジしないと気が済まなくて
本人の気持ちを置いてけぼりなのにも気づかず
勝手に怒りまくっていたなぁと思い出しました
(長女が小さい頃は特に…ゾワッ)
もちろん
相談されたり手助けが必要な時には力になりたいし
その声を自然に出せるような親子関係を目指してはいますが
それを差し置いて
本人にしかわからないところに土足で踏み込むような
(少なくとも今の私にとって乱暴に感じる)ことは
しなくて済んだことにホッとしています
明日は
長女の大好物の煮物を夕飯のメニューにしようと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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