わかるわかる
私もよくそんな風だった
怒りん坊の次女を見ていると
まるで昔の自分のようです
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長男と口ゲンカをしたらしき次女
私が帰宅した時には
すでにイライラしていました
声を掛けると返事はするものの
(以前は返事さえしなかったのでその意味では成長!)
トゲトゲクサクサしながら
宿題をしていました
しばらくすると
長女も中学校から帰ってきて
夕飯の時間になりました
さぁ食べましょう、の直前に
座る場所やら
お箸の配置やらで
またまたケンカをしはじめ
「もういい!なによ!フンッ!」
怒り狂った次女は
ドスドスと
2階へ上がってしまいました
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…さぁ、食べましょう
準備はできていたので
残りのみんなで先に食べました
ご飯の時間なのに何考えてんの!
雰囲気を壊さないでよ!
さっさと降りてきて食べろ!
以前ははそんな風によく怒っていました
もしかしたら
次女なりに自分のイライラと折り合いをつけるために
この場から離れているのかもしれない
私の中で
いつしかそんな意味づけをするようになってからは
全く腹が立たなくなりました
だけどこの日は
夕飯に次女の好きなおかずを作る約束をしていて
朝からお互いに楽しみにしていたので
一緒に食べられず残念な気持ちが充満していました
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エアコンもつけずにしばらくふて寝していた次女は
汗だくで降りてきて
黙ってご飯を食べ始めました
私はとなりで仕事をしていましたが
ポツンと1人で食べている姿を見て
一緒に食べたかったなぁ
ちょっと寂しかったなぁ
ついポロリと口から本音が出ました
すると
次女の眼から
涙がポロリと出てきました
なに!何で泣くの?
泣いてる理由を言ってよ!
そんなセリフをぶつけていた
昔の自分を振り返ると
子どもたちを責め立てていたのは
涙の理由がわからない自分の不安を払拭するためだけでした
そうそう、何だかバツが悪いし
そばにいて欲しいんだけど
そっとしておいて欲しいんだよなぁ
同じようにふてくされて
母に対して
言いたいのに言えなかった
子どもの頃の私がダブって見えました
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あんなに不機嫌だった次女も
1時間後にはケロッとして
天敵だった長男と
仲良くあやとりをしていました
どんな感情を抱いたとしても
自分の気持ちに寄り添って
とことん付き合えるのは自分だけなのです
また近いうちに
次女の好きな献立にチャレンジしたいと思います
(料理苦手な私にはエネルギーが必要)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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