ポロリと出た本音と涙

- Category - 怒りん坊日記



わかるわかる
私もよくそんな風だった



怒りん坊の次女を見ていると
まるで昔の自分のようです


***********************

長男と口ゲンカをしたらしき次女

私が帰宅した時には
すでにイライラしていました


声を掛けると返事はするものの
(以前は返事さえしなかったのでその意味では成長!)

トゲトゲクサクサしながら
宿題をしていました



しばらくすると
長女も中学校から帰ってきて
夕飯の時間になりました


さぁ食べましょう、の直前に
座る場所やら
お箸の配置やらで
またまたケンカをしはじめ


「もういい!なによ!フンッ!」


怒り狂った次女は
ドスドスと
2階へ上がってしまいました


***********************

…さぁ、食べましょう

準備はできていたので
残りのみんなで先に食べました


ご飯の時間なのに何考えてんの!
雰囲気を壊さないでよ!
さっさと降りてきて食べろ!

以前ははそんな風によく怒っていました


もしかしたら
次女なりに自分のイライラと折り合いをつけるために
この場から離れているのかもしれない


私の中で
いつしかそんな意味づけをするようになってからは
全く腹が立たなくなりました


だけどこの日は
夕飯に次女の好きなおかずを作る約束をしていて
朝からお互いに楽しみにしていたので
一緒に食べられず残念な気持ちが充満していました


***********************

エアコンもつけずにしばらくふて寝していた次女は
汗だくで降りてきて
黙ってご飯を食べ始めました


私はとなりで仕事をしていましたが
ポツンと1人で食べている姿を見て


一緒に食べたかったなぁ
ちょっと寂しかったなぁ


ついポロリと口から本音が出ました


すると
次女の眼から
涙がポロリと出てきました

なに!何で泣くの?
泣いてる理由を言ってよ!


そんなセリフをぶつけていた
昔の自分を振り返ると

子どもたちを責め立てていたのは
涙の理由がわからない自分の不安を払拭するためだけでした


そうそう、何だかバツが悪いし
そばにいて欲しいんだけど
そっとしておいて欲しいんだよなぁ



同じようにふてくされて
母に対して
言いたいのに言えなかった
子どもの頃の私がダブって見えました


***********************

あんなに不機嫌だった次女も
1時間後にはケロッとして

天敵だった長男と
仲良くあやとりをしていました


どんな感情を抱いたとしても
自分の気持ちに寄り添って
とことん付き合えるのは自分だけなのです




また近いうちに
次女の好きな献立にチャレンジしたいと思います
(料理苦手な私にはエネルギーが必要)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

トップに戻る


人気ブログランキング