普段は聞き逃しているくらい
ボリュームの絞られた夫の声なのに
自分に都合の良さそうなことは
しっかり集音していたようです
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先日の台風の日の朝のこと
小中学校は
1時間遅れの登校が決まっていたのですが
私は定時に出勤でした
(保育園も)
その話を前日にしていたら
「フレックスにしよっかなぁ」
夫がボソッと言いました
(おぉ!ナイスガイ!)
↑こういうときだけ(笑)
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翌日
夫の言葉を
すっかり当てにしていた私は
のんびり準備していました
(何なら保育園への送りもお願いしちゃおっかなぁ)
いつもより時間的に余裕があるというだけで
何だかウハウハしていました
すると
夫「じゃぁ、行ってくる」
私「え?どこに?」
夫「んぉ?会社」
私「はい?フレックスじゃ……」
夫「パタン」(戸の閉まる音)
夫は通勤カバンを持って
出掛けて行ってしまいました
(会社に行ったのだと思います)
(ちょっとどういうこと?)
の、あとに
(あ、さてはひとり言だったな)
すぐにそれがやってきて
イライラとはしませんでした
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きっと夫は
私と約束を取り交わしたつもりはさらさらなく
ただのひとり言だったのです
私はそれを聞きかじって
勝手に当て込んでいたのでした
「じゃあ、フレックスでお願いできる?」
前日の段階でお願いしておけば
きっと目論見通り
子どもたちを見送って
もしかしたら
保育園にまで寄ってくれたかもしれません
ささやき夫と当て込み妻という
我が家の場合は
お互いの共通認識を確認した後に
そのラインを見える化しておく
(なるべく紙媒体で)
そうすることで
行き違いによるモヤモヤを最小限にできそうです
(口約束はちょっと危険)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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