自分の感情を
大きく揺さぶられたとき
あっという間に
涙が出てしまうことがあります
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もし
そういったスイッチがあるのだとしたら
年々「父」「両親」で
都度都度
メソメソしてしまいます
つい先日から
ガラケーを卒業してスマホデビューし
(正確には新機種がなく機種変ができないためしぶしぶ移行)
そんな父から電話が掛かってきました
着信画面に父の名前が表示されて
数年ぶりの通話になるかと思うと
すでにスイッチが入っていました
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「お母さんが〇〇って言いよるからどないかと思って…」
普段なら母が直接連絡してくるのに
こんな何でもないことをわざわざ電話してくるなんて
やっぱり他愛もない話で
1,2分の通話で終わりましたが
私「電話ありがとね」
父「ん」
終話した後
なぜか涙が出ました
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かつて両親に対して
「こうあるべき」を強く持っていたために
それが裏切られるごとに怒りを募らせ
苦しい思春期の期間を長引かせていたような気がします
それを「人として」捉えられるようになってきて
当時は受け入れがたかったその不完全さが
今になってとても「その人らしく」愛おしく感じます
それゆえに
その「らしさ」に触れると
あっという間に涙が出てしまうのだと思います
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一見理屈っぽくて気難しい(と、当時は感じていた)父は
LINEのやり取りをしてみるととても面白くて
それは私自身にも
そういった理屈っぽさと気難しさを大いに含んでいるからだと思いますが
これまでとはまた違った
コミュニケーションを図れそうです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)

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