本当にそれでいいのか

- Category - 怒りん坊日記



変えられること変えられないことを
自分で線引きするのは大切なことですが

何をどう変えていくか

そこにこそ
丁寧に取り組む必要があります


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自分の力で状況を変えられるのか変えられないのか 

そんな風に考えたとき 


変えられると線引きするのなら 
重要度を見極めて 

いつまでにどの程度変えられそうか 

見通しを立てて 
今すぐできることに取り組んだり 

今すぐではないけれど 
いつ頃それに取り組めそうか 

計画を立てることで 
具体的にその状況を変えるための行動に結び付いていきます 


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一方で 

自分の力ではその状況を変えることは不可能 

そんな場合もたくさんあります
(実はこちらの方が多いのかもしれませんが) 


そういった場合でも 
同じように重要度を見極めて 

それに対して
「自分が」どのように受け止めていくか 


たとえば

その状況を受け入れつつその中でできることを見つけていく
とか
重要度は低いのであえて関わらないようにする
など

そんな行動の選択もあります 


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私自身も毎回その線引きを意識しながら 
行動のコントロールに取り組んでいるのですが 

「変えられないことだけど重要な場面」に出くわす度に 

ヘコたれてしまったり 
自分自身に言い訳をして諦めてしまうことが何度もありました 


もう同じようなことで何巡もしつつ

やはり無理だよなぁ 
とか 
ものわかり良くあきらめてしまおう 
とか 

色んな自分の声が色んな所から降ってくるのですが 


(本当にそれでいいの?)


これまでには何となく聞き流していた声が 
コツリと引っ掛かりました 


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本当は変えたいと思っている 
変えられるかもしれないと思っている 
本当の本当は変えられると思っている

そんな可能性を秘めたところへ足を踏み入れる怖さ 


変えられないのだから何もできないよね 

そんな風に
動かずに済む言い訳を続けていただけかもしれないところへ


(本当にそれでいいの?)という声が 
自分の中に通りすぎていって 

それは一瞬のことだったけれど 
自分の中に大きな風穴が空いたような感覚でした


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「その状況は自分の力で変えられるか変えられないか」

という線引きに 
決まった正解はありません 


自分で決めたその瞬間のそれこそが 
今の自分にとっての正解なのですが 

だからこそ怖さや恐ろしさや不安や心細さも 
もれなく付いてきてしまいます 


だけど 

(本当にそれでいいの?) 

そんな自分の声を拾ってしまったからには 

これまでの自身の学びや大切にしたい思いを総動員して 
見直したり取り組み直したり 
自分なりにやってみようと思います 


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こんな風に書くと 
さも壮大なことのようですが 

毎日の小さな出来事に対しても 
考え方は同じではないかなと感じています
(子どもたちとの約束ごとや夫との行き違いなどなど) 

できることからコツコツと、です




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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