空欄が怖い
以前はそんな思いがあったような気がします
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アンガーマネジメントのトレーニングとして
欠かさず取り組んでいるものに
「アンガーログ」というものがあります
これはイラッとしたことがあった出来事について
記録をつけていくというものなのですが
いつ
どこで
何に対して
どのような気持ちであったか
というのを
なるべくシンプルに書き出していきます
さらにその怒りというのは
10段階でいうところの何点くらいか
というのも記しておくと
振り返りの際にとても役立ちます
私はスケジュールと共に
それらを記入する欄がある手帳を使っているので
毎日のようにそれを開いていますが
以前は別々の手帳を使っていたため
それが少し手間だったようにも思います
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これは私だけなのかもしれませんが
書き込める欄があったとして
何だか空欄がイヤだなと
全部埋めたくなってしまうような感覚がありました
この形式の手帳を使い始めて2年になりますが
1年目の頃はビッシリ
余白が存在しないくらいあれこれ書いて埋めていました
もちろんそれがいけないということではなく
それだけアンガーログ(イライラした出来事)が
あったということなのでしょうけれど
私の場合はこの「空欄にこだわる」という
クセのようなものがあったのかもしれないなと
振り替えってみて感じたりもしています
今現在は全部埋まる日もあれば
1,2個記入してあるという日もあります
(アンガーログが0という日はほとんどありません)
そんな記録を振り返っていくと
(この週はタスクに追われて余裕がなかったからわりとイライラしやすかったな)とか
(この日は子どもの行事ですごく嬉しいことがあってイライラすることがほとんどなかったな)など
自分自身のイライラしやすいシチュエーションとか
自分にとって快適な状態とはどういうものか
ということに気づくことができます
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自分自身のサンプルをたくさん集め
そこから自己分析し
より効果的なトレーニングや対処策を見つけていくのにも
この記録をつけるという方法はとても効果があるなと
私自身は感じています
※↑そんな
スケジュール管理とアンガーマネジメントトレーニングを兼ね備えた
日本アンガーマネジメント協会監修「アンガーマネジメントトレーニングブック2022年版」が
10月に発売されることになりました( *´艸`)
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怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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