他人の行動は
自分にはコントロール不可能
だけど
ついつい目についてしまうことがあります
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こわっ!
立て続けに
そう感じたことがありました
どちらも
仕事からの帰り道
歩道のない狭い道
道路の右側を歩いていたのですが
前方からものすごいスピードで走ってきた原付が
グングンこちらに近づいてきて
目が合うやいなや
クラクション(警音器)を鳴らし
こちらを睨みつけて
走り去っていきました
耳にはしばらく
「ビーッ!」という音が残っていました
…こわっ!(なんだったんだ?)
↑コレがひとつめ
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そこからしばらく歩き
耳鳴りも止んだ頃
信号待ちをしていた
横断歩道の向こう側には
お子さんを乗せたママチャリ
その自転車に乗っていたパパさん(?)は
手に缶ビールを持ち
チビチビ飲んでいたのです
信号が青になり
若干蛇行しながらすれ違っていきましたが
後ろのチャイルドシートには
確かにお子さんが乗っていました
…こわっ!(マジですか)
↑コレがふたつめ
どちらも「こわっ!」のあとに
イライラがわいてきました
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そこには私から見た
明らかなルール違反や
モラル的な問題があるのに加えて
少なくとも「自分ならしない」があり
その価値観が裏切られたために
怒りの感情がわきました
さらに
「まぁいいか」では済まされないものがありました
(私にとっては「許容できない」という範囲)
では
私なりにアンガーマネジメント的に考えたとき
それに対して何ができるかというと
「あえて何もしない」です
そこには
その状況を私自身の力では変えられないということ
私にとっては重要ではない(見ず知らずの人)
という線引きがありました
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自分から足を踏み入れたことではなくても
今回のように
引き受けざるを得ない怒りというものはあります
ただ
今それ以上のイライラを引き受けないためには
そこでどのような行動を取るか
自分で選択していく必要があります
怒りを感じていけないのではなく
怒りを感じた自分の気持ちを受け止め
それが怒る必要のあることなのか
怒る必要のないことなのかを見極め
怒ると決めたことは
自分や周りにとって長期的に健康的な方法を
選択していく
そして
怒りで後悔しないことを目指していきます
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起こって欲しくないこと
できれば未然に防ぎたいこと
沢山あります
心配の種は少ない方がいいけれど
起こる前から
そこに縛られ過ぎるのも疲れるし
それ自体をコントロールできないことがほとんどです
それなら
起こらないことを祈り続けるのではなく
いざ起こったときの備えをしておいたり
一旦状況を受け止め
その中でできることを探していく
というのもひとつの方法かなと思います
そう考えると
子どもたちの方が
私よりも柔軟性があるなと感じたりもします
(頭が柔らかい)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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