子どもといえども
「この人はプロだ」ということが
よくわかっているのだろうなぁ
そんな風に感じたことがありました
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1日の生活の中で
子どもたちに必ずかけているセリフのひとつに
「歯を磨いたかな?」
があります
そこには
しっかり磨いてね
虫歯にならないようにね
歯を大切にしてね
あえて添えませんが
そんな思いが込められています
それらがあるので
寝る前や出掛ける前の歯磨きが
ザザッとしたものだと
モヤッとしてしまいます
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仕上げ磨きをすることはあっても
細かいところまではメンテナンスできないので
そこはプロの力をお借りして
定期的に歯科医院へ行くのですが
診察室から戻ってくる子どもたちは
何だか鼻息が荒くウキウキ戻ってきて
(私は待合室に居ます)
それからしばらくは
とても一生懸命歯磨きをします
どんな感じだったのかを聞くと
ココが良く磨けているね
そこは少し磨き残しがあるね
そんなときは…(歯ブラシの使い方)
もうすぐ抜けそうな歯があるよ
お家でもこんな風に磨いてみてね
普段使っている歯ブラシを
毎回持参するのですが
それを使いながら
事細かにわかりやすく
アドバイスして下さるそうです
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私が「しっかり磨いてね」と言うのとは
訳が違うなと思いました
どうすればいいのか
わかりやすく伝える
プロのそんな声掛けは
子どもであっても
よく聴くわけだなぁと思いました
私自身も病院のお世話になるとき
たとえば
眼科
歯科
耳鼻科
診察から治療まで
何がどうなってるのか
見えないだけに怖さもあるのですが
だからこそ
医師(プロ)の言葉に
一生懸命耳を傾けます
信頼できる先生との出会いは
とてもありがたいし心強く感じます
そう考えると
立場が逆になったときには
(自分が何かを「伝える」側になるとき)
耳を傾けてもらえるような
伝え方を心掛けたいと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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