登校前は特に
子どもがヘソを曲げがちなタイミングです
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でも
そんなときに限って
「〇〇ができていないよ」とか
「△△忘れないでね」とか
小言を言いたくなってしまったり
私にとっての
「怒ることが必要な場面」に
遭遇したりします
子どもが出掛ける時には
機嫌よく送り出してやるべき
VS
伝えたいその時に
ハッキリ伝えるべき
毎回これらのせめぎ合いです
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例えば
「〇〇を忘れないでね」には
それを忘れたら本人が困るだろう、とか
忘れそうなのを見過ごしたくない、とか
私の心配や不安がベースにあります
(一度しっかり忘れて困ってみればわかるんだ!)
そんな考えがなくもありませんが
「心配・不安」があっという間にそれらを飲み込んでしまいます
というわけで
毎日飽きもせず子どもたちにあれこれ言い続けているのです
きっとそこで無視されたり
取り合ってもらえないと
私のネガティブ感情はますます膨れ上がり
大きなイライラとなるのだろうと思います
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もう少し掘り下げて
「子どもたちの行動はどこまでコントロールできるか」
「私はどうであれば気が済むのか」
今はヘソを曲げつつも
確認してくれているので
そこである程度は気が済んでいますが
そうでなかったらどうするかな
あれこれ考えてみると
子どもたちが何かを入れ忘れてしまうことはあって
それ自体はコントロールできない
そのときに
私は「せめてどうであったら気が済むのか」を突き詰めていくと
「〇〇を忘れないでね」
ではなくて
「もし〇〇を忘れたら『私は心配』」
を伝えることでした
自分のネガティブな感情を相手に分かっていて欲しい
があったのだなぁと気が付きました
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というわけで最近は
「〇〇忘れないでね」
改め
「入れ忘れてるものがないか心配だなぁ」
にしています
「大丈夫だよ~」
「ご心配なく~」
心なしか
子どもたちの返答が優しくて、嬉しいです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)