これ見よがしに
子どもを叱るときに
「それではない」目論見がある気がしています
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少し混雑した電車内で
隣に親子が座りました
外国籍の男の子とそのお父さん
男の子は元気いっぱいで
じっとしていられない様子でした
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はじめは
お父さんに(シーッ!)とされて
うんとうなずいては
静かに座っていたのですが
通過駅が増える度に
元気が増してきました
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お父さんは
お子さんが大きな声を出したり
足をブラブラするたびに
はじめは優しく注意していましたが
回数を重ねてくると
眉をひそめて
超えのボリュームも少し大きくなってきていました
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(あー、何かわかる気がする)
それは昔
同じようなシチュエーションだった
自分の姿が
重なって見えたようでした
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公共の場で
子どもたちが静かにしていられなかったとき
いつも以上に
厳しく注意してしまうのは
言うことをきかせられていないとしても
何とかしようとはしている
そんな自分を
これみよがしにアピールしている
悪あがきのような
思いがあったような気がします
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周りの人たちにとっては
そこまで気にならないから大丈夫
その時はわからなかったけど
今はそんな自分に気づいています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)

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