我が家の中で
一番アンガーマネジメントできているのは
アンガーマネジメントファシリテーターの
私、ではなく
温厚で滅多に怒らない
夫、でもなく
中学生の長女、です
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どうしてそう思うのかというと
例えば
「…でね、全然私の話を聞いてないんだよ~」
夫に対する不満(グチ)を娘にこぼすと
「そうなんだ~、もしかしたら他に考え事してたのかもね~」
「…でね、イライラ当たり散らすんだよ~」
息子に対する不満(グチ)を娘にこぼすと
「そうなんだ~、言いたいことが伝わらなくて悔しいのかもね~」
ネガティブ思考の私に
幅広い意味づけのヒントを与えてくれます
(そのおかげで、「まぁいいか」と考えられることも)
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長女は昔から怒りを表に出すことはほとんどなく
(多分最後に見たのは3歳頃のイヤイヤ期)
次女と長男による
荒れ狂う姉弟ゲンカに巻き込まれようとも
鬼のように怒り狂うかつての私に
理不尽な怒りをぶつけられようとも
怒りに怒りで返すことはほとんどありませんでした
(…書きながら色々反省中)
当時の私は
ただ静かに泣いて貝になる長女に
とても不満を持っていました
(言いたいことがあるなら言えばいいのに!)
そして
それを無理やり聞き出そうとしていたこともありました
でも今考えると
長女自身に怒りの感情がなかったのではなくて
自分なりに心を落ち着けて
周りのイライラに巻き込まれないように
必死で自分を守っていたのだろうと思います
(…書きながらますます反省中)
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そんな長女は
ただ怒れなくて
ガマンしているわけではなく
「これはちょっと困るから次からやめてね」
家の外でも自分の境界線をハッキリ伝えているようです
家の中でも
長女が本気で怒るということはそれなりの事情がありそう
みんながそんな風に感じています
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最近
ようやく気付いたのは
怒りん坊の私と
私よりはるかにアンガーマネジメントできている長女とでは
意味づけの幅が違う
ということでした
どんな意味づけをしても
それは本人次第ではあるけれど
選ぶのは自分自身です
自分の感情の責任は
自分自身にあります
私の凝り固まった意味づけに
ダメ出しをするでもなく
押し付けるわけでもなく
「あ、そうかもね」
そんな気づかせ方をしてくれる長女は
意味づけ名人だなぁと感じています
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怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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