介入おばさん

- Category - 怒りん坊日記



はいはい、ちょっとごめんなさいね~


どう思われていたかはわかりませんが
そんなおばさんがあらわれました


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なんのことはない
このおばさんとは


私のことです(てへっ)



せっかくの休日の朝から
子どもたちの言い争いが勃発して
(それ自体は許容範囲なのですが)

「お手伝い当番」でもめていました


それによって
大人たちの家事が回らなくなってきて

不穏な空気になった子どもたち同士が
解決とは逆行する立ち振る舞いになってきたので


「はいはい、ちょっとごめんなさいね~」


しっかり介入してみました


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それぞれ何を感じているのか
(主にどんなマイナス感情なのか)


どうして欲しかったのか
(どこまでなら許せるのか)


そのために何かできるとしたら?


ただただそれらを
インタビューしていきました



たとえば今日の長男の場合だと

次女が自分の当番をやってくれない
そのことで自分の当番が進められないので困る
何度言ってもやってくれないからモヤモヤする
   ↓
せめていつまでにやってもらえるかわかったら安心
それが「あと何分」なのかだったらさらにOK
   ↓
「いつごろならできそう?」と聞いてみる
待つのがイヤになったら自分でやっちゃってもいいかな


このあたりまで話したら
ずいぶんスッキリした顔になっていました




そんなやり取りをしている空間を
上の子たちとも共有していたので

「ふーん、そうだったのね」

という顔をしていました



同じように次女に
インタビューしていくと

やる気はあるけどタイミングがね…
次からは「ちょっと待って」じゃなくて
「あと〇分待って」とか
「△時になったらやるね」とかにするよ

そんなのがスルスルと出てきて
もう大丈夫かなと思ったので



「はいはい、じゃああとは皆さんでどうぞ~」


介入おばさんは退散したのでした


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一緒に過ごしていても
わかっているつもりでも

言葉にしないと伝わらないことってあります



上記のやり取りのあと
どんな話し合いがされたのか
そこで終わったのかはわかりません

ただ
お互いの境界線を見せることと
それをすり合わせしていく作業って
とても大切だなと思いました



そして今回は
私自身の境界線もそこにはあって

これはちょっと許容できないな

そう感じたので
あえてそこに踏み込みました


子どもたちには正直
(めんどくさいな)という顔をされましたが

必要以上にイライラを膨らませることはなかったし
その行動の後に「後悔」はありませんでした




「アンガーマネジメント」とは
「怒りで後悔しないこと」です

たとえ小さな事柄や選択であっても
都度思考をコントロールしながら

感じ方を選び
怒ることと怒らないことを線引きしていく

そこで怒ると決めたのなら
建設的な行動をしていく

トレーニングは
その積み重ねだなと感じています




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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