絶対正しい

- Category - 怒りん坊日記



それとこれとは別


モヤモヤを持て余しつつ
そんなことを感じていました


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役所に手続きに行ったときのこと


書類の書式に不明な点があったので
確認してからにしようと
何か所か空欄にして持って行きました


まごつかないように
あらかじめ明確にしておきたい内容と質問をメモして
順を追ってお尋ねしたつもりでした


「全部記入してから持って来てもらわないと困りますけど!」
「記入例以上の説明は難しいですけど!」
「ここではなく別の窓口もありますけど!」


(え?私何かやらかした?)


思わず自分を疑ってしまうほど
話がかみ合いませんでした



「では、別の窓口へ行ってみます」


これ以上ここにいても
モヤモヤが解消されるとは思えなかったので
とりあえずそこを離れてみることにしました


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別の窓口へ行って
またイチからお尋ねしていくうちに

私が持っている書類はH31年度版
こちらにあった書類はR元年度版

仕様も書式も変わっていたことがわかりました


通じないはずだな!(納得)



もしかしたら先の方は
私の言っていることが的外れに感じたのかもしれませんが

自分は正しい

という雰囲気が漂っていました
(あくまでも私の感じ方です)


新しく頂いた
R元年度版を確認してみると

記入例を見れば大体わかる
これなら全部記入できそう
後から来た窓口の方が手続き的に早い

3拍子揃っていました

先の方の仰る通りだったかもしれません
先の方が絶対的に正しかったのかもしれません


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自分自身の行動を振り返ると

自分の言動に
絶対的な根拠や正しさがあるとき

自信満々に怒りたくなったり
相手に対して攻撃的になりそうなことがあります
(特に子どもたちに対して)


だけど

「絶対正しい」は
「強く怒ってもいい」ということではありません



後の方は
一度こちらの質問を受け止めて下さって

「これは、実は変更されていて現在は〇〇なんですよ」

ひとつずつ丁寧に説明して下さいました


そこで初めて

自分の不足していた部分と
先の方がどうしてああいう言い方をされたのか
合点がいったのでした


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絶対〇〇だよ!
△△に決まってる!

が浮かんできたときには


少なくとも「私にとってはね」
付け足しておこうと思います
(そうすることで、私自身の「怒る必要のないこと」で怒らずにすむから)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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