根底にあったもの

- Category - 怒りん坊日記



どの口が言ってんだ!
お門違いもいいところ!


数年前の私なら
そう言っていたに違いありません

 
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お年頃の息子の言動に
最近手を焼いています


…いや、正確には

手を焼いてはいなくて
色んなことを考えさせられています

 
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進路決定にあたり
三者面談があるとのことでした

具体的には
文理選択


やりたい職種
行きたい大学

それらが決まっていれば
悩むこともあまりないのかもしれませんが

今のところ「全くの未定」のようです

 
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進路について
話題が出る気配を感じるいなや

自分の気配を消して
その場からいなくなる息子


のらりくらりかわしていたようだけど
ついに観念して面談に行ったようでした
(夫氏、ありがとう)

 
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帰宅した息子と
食卓を囲むタイミングがあったので

どうだったかと聞いてみると


「希望で出した話をしただけ」
「何の意味もない」
「三者面談じゃなくて二者面談でよかった(先生と夫で)←(は?←私の心の声)

まるで自分ごとではない口ぶりでした

 
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何言ってんの?
誰の進路だと思ってんの?

わざわざ足を運んだことに感謝こそすれ
そんなこと言われる筋合いないわい!


数年前の私なら
きっとそんな風に息子に襲い掛かって(!)いたと思います


温厚な人ぶっているつもりも
責任放棄しているつもりもありませんが

たった今の私の中にあったのは


ほう、そうかい
色々不安なんでしょうね


でした

 
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自分でもどうしていいかわからない
不安も恐れもあるけれど
それを言語化するところにもまだ行きついてない

そこから派生したものが

あの態度
あの口ぶり

なのかもしれないなぁと思いました

 
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あれこれ先回りして
自分なりにお膳立てすることが悪だとは思いませんが

少なくとも私から見た
今の彼にとっては「余計なお世話かも」と感じています


人生は長いようで短い
自分で決められるチャンスは大切にしてほしい


私の優先度の高いところには
今それらがありそうです




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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