「自分」に向いているとき

- Category - 怒りん坊日記



意図してではなく

偶然そうなったのかもしれませんが
「建設的な自分の行動」
多くの人が意識を向けている時間を垣間見たような気がしました

 
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今日は地区の運動会でした

これまで
自分の出場する種目の前後にちょこっと居るくらいでしたが

今年は行政区の班長やPTAの役員の兼ね合いもあり
開会式から閉会式まで(準備から後片付けまでガッツリ!)
初めて参加しました


役員などをやってみると
それまでは当たり前のように感じていたことが
色んな方の働きによって成り立っているのだとわかります


例えば

観覧の席に座布団やイスが並べられている
競技が終わればその都度景品が必要数準備されている
ゼッケンやハチマキがキレイにたたんである
お茶やジュースがよく冷えている

(まだまだ沢山)


そこへきて

「イスが低すぎる」
「もっと豪華な景品が欲しい」
「ハチマキは〇色が良かったのに」
「お茶が思ってたよりぬるい」


ブツブツ言っている人を目にすると


正直ムッとしてしまいますが
そこには

準備に関わったことのない事情を知らない私

準備に関わってみて少し事情がわかってきた私

くらいの隔たりがあって
ある程度は仕方ないのかもしれません


そこに目くじらを立てて怒ることは
私にとっては重要ではないので
「これは怒る必要のないこと」と線引きしています
(以前ならムカついてしばらく文句を言っていた)

 
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閉会式まで無事終わり

テントの片づけ
イスやテーブルなど備品の撤去
ゴミの分別と持ち帰り

ふと周りを見ると
朝いたはずの役員の人数は
2/3くらいに減っていました
(皆さん気づいていたはず)



そこでちょっと感動したのは
「あれ?あの人いねぇなぁ」
そんな風に言っている人は誰もおらず

皆さんもくもくと作業していたことです


「来年もあるからこのたたみ方覚えといた方がいいよ」
「この資料は〇〇と一緒においてあるからね」


年配の方が若手に色々アドバイスしながら
手早くそこに居る全員で取り組む空気に

清々しさをも感じました
(疲労と砂埃でヘトヘトのボロボロですが)

 
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自分のコントロール可能な範囲を越えて
コントロール不可能なことに対して
そこにとどまってイライラするのではなく

自分のコントロール可能な範囲の中で
今できることをやっていく

そんな人が溢れた空間の中に身を置けた気がして
とても気分が良かったです



↑帰りに出会えたこんな風景(ブラボー!)




私は所用で参加できませんでしたが

役員の皆さんはその後の慰労会で
きっと美味しいビールを堪能されたことと思います
(お疲れさまでした)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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