意図してではなく
偶然そうなったのかもしれませんが
「建設的な自分の行動」に
多くの人が意識を向けている時間を垣間見たような気がしました
******************************
今日は地区の運動会でした
これまで
自分の出場する種目の前後にちょこっと居るくらいでしたが
今年は行政区の班長やPTAの役員の兼ね合いもあり
開会式から閉会式まで(準備から後片付けまでガッツリ!)
初めて参加しました
役員などをやってみると
それまでは当たり前のように感じていたことが
色んな方の働きによって成り立っているのだとわかります
例えば
観覧の席に座布団やイスが並べられている
競技が終わればその都度景品が必要数準備されている
ゼッケンやハチマキがキレイにたたんである
お茶やジュースがよく冷えている
(まだまだ沢山)
そこへきて
「イスが低すぎる」
「もっと豪華な景品が欲しい」
「ハチマキは〇色が良かったのに」
「お茶が思ってたよりぬるい」
ブツブツ言っている人を目にすると
正直ムッとしてしまいますが
そこには
準備に関わったことのない事情を知らない私
と
準備に関わってみて少し事情がわかってきた私
くらいの隔たりがあって
ある程度は仕方ないのかもしれません
そこに目くじらを立てて怒ることは
私にとっては重要ではないので
「これは怒る必要のないこと」と線引きしています
(以前ならムカついてしばらく文句を言っていた)
******************************
閉会式まで無事終わり
テントの片づけ
イスやテーブルなど備品の撤去
ゴミの分別と持ち帰り
ふと周りを見ると
朝いたはずの役員の人数は
2/3くらいに減っていました
(皆さん気づいていたはず)
そこでちょっと感動したのは
「あれ?あの人いねぇなぁ」
そんな風に言っている人は誰もおらず
皆さんもくもくと作業していたことです
「来年もあるからこのたたみ方覚えといた方がいいよ」
「この資料は〇〇と一緒においてあるからね」
年配の方が若手に色々アドバイスしながら
手早くそこに居る全員で取り組む空気に
清々しさをも感じました
(疲労と砂埃でヘトヘトのボロボロですが)
******************************
自分のコントロール可能な範囲を越えて
コントロール不可能なことに対して
そこにとどまってイライラするのではなく
自分のコントロール可能な範囲の中で
今できることをやっていく
そんな人が溢れた空間の中に身を置けた気がして
とても気分が良かったです
私は所用で参加できませんでしたが
役員の皆さんはその後の慰労会で
きっと美味しいビールを堪能されたことと思います
(お疲れさまでした)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
人気ブログランキング