違います!
そう頭ごなしに言われて
(いいえ、違いませぬ!)
思わず心の中で反論している自分がいました
******************************
役員の集まりで
それぞれ担当の作業をしていました
様子がわからなかったので
言われたことを言われたようにしていただけだったのですが
3時間くらいの間に
4,5回怒鳴られました
「だから違うんだよ!」
「いっつも違うんだよ!」
「絶対間違ってるんだよ!」
その中の数回は
確実にその方の勘違いでした
(いやいや、違わねーし!)
↑心の声
もちろんその場で
反射的に言い返すことはありませんでしたが
相手の間違いを指摘することもしませんでした
そこでは「正しさを主張すること」が
直接の解決にはつながらないと判断したからです
(なぜならその方が私にとって安全だったから)
******************************
勘違いは誰にでもあって
そこは理解しているのですが
ムムッと引っかかったのは
・その時々の機嫌で怒り出す(基準があいまい)
・くどくどと2,3回同じことを繰り返す(そして高圧的な態度)
・決めつける言葉の陳列(「いつも」とか「絶対」)
そこで私は
気づいてしまったのです
あ、これって「悪い叱り方」が散りばめられてる
(アンガーマネジメント叱り方入門講座では「よい叱り方、悪い叱り方」についても学びます)
******************************
これまで
自分自身の「悪い叱り方」について
考えさせられることはありましたが
叱られる立場でそれを実感する機会は
最近ありませんでした
理不尽な怒りをぶつけられたり
よくない叱り方をされたときに
それに巻き込まれて
自分自身を責めることは避けたいものです
(自分を傷つけてしまうことになるから)
だけど
今回のように
その場から離れることがことが難しい場合
この人の第一次感情は何だろう
この人のリクエストって何だろう
(毎度2回は同じ文句を繰り返すから心しておこう)
自分なりに思いを巡らせられるだけの
心のキャパを持っておくことは大切だなと感じました
実はこのような集まりが
今年度中にあと数回あるので
どんどこ生かしていきたいです
(アンガーマネジメントの活かしどころ)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
人気ブログランキング