手裏剣のごとく

- Category - 怒りん坊日記



たしかに
袖の下ではあったけれど

嬉しいものではありませんでした

 
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「忘れてた」


多分そうではないことは
とっくにわかっていたけれど

手元で温めていたであろう
息子からの「定期考査得点表」

前回も
前々回も

袖の下から
手裏剣のように滑り込ませてきて

それが提出日の朝に出すものだから
こちらも慌ててコメントと印鑑を押して

何だか
なし崩しに提出されたので


「せめて前日には見せてもらわないと
 コメント記入しかねます」


そのリクエストに応えて
今回はまんまと前日の夜に提出してきたのでした

 
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多分私が思うに
成績が芳しくないので(とっても)

それを叱られると思って
こんなタイミングで提出するのかなと思うのですが


少なくとも私は
点数云々にはほぼほぼこだわっていなくて

息子の書いたコメントに対して
こだわりたい自分がいました


「復習が足りなかったから次からは復習したい」


どんなところが具体的に足りなかったのか
それを次回はどうしたいのか
そのために具体的には何が必要なのか
それを確保するためにできることはあるのか


ああ言えばこう突っ込まれて
こう言えばそう突っ込まれて

息子にしてみたら
面白くないのはわかっているけれど

何となく書いて
何となく終わりにして欲しくないな

そんな気持ちがありました

 
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どこがどれくらい足りなくて
次回にはこのラインまで理解しておきたい
具体的には学習時間がこれくらい足りなくて
そのために〇〇の時間を削って取り組む


聞いたこちらは
フムフムと把握できて

言った本人も
ちょっと納得したようでした


次回
必ずしも実行されるかはわかりませんが

ここでこんな風にやり取りしたことが
少しでも思い出されると良いなぁと思いました
(見守るって意外と大変)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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