アンテナを探す
というよりは
緩んでいるところを
見つける
そんな感じです
やる気がみなぎっているとき
良い意味で緊張状態を保っているときというのは
色んな情報をキャッチしやすいし
それをすぐさま活かしたくなります
だからこそ
先を見据えて前を向いていたくなるし
背筋を伸ばして座っていても
そんなに疲れません
一方で
なんだか力が入らないとき
すぐに疲れてしまうとき
気がつくと必要な情報は遠くにあって
瞬きするたびに目はしょぼしょぼ
そんなときは
先を見据えようにも視界が悪く
背筋を伸ばしてみるものの
ため息ですぐにしょぼんとなります
そういうときには
むしろそういうときこそ
自分の中の緩んでいるところがむき出しになっていて
そこに染みていくものを見つけられたりします
私の場合だと「音楽」
普段は聞き流しているような
ちょっとした歌詞の言い回しだったり
転調に向かう前段階の素敵なコード進行だったり
ゆるっとした隙間で
そういうのを味わえると
ため息の中にも
小さな笑みがこぼれて
良い意味で
力が抜けます
緊張と緩和
メリハリとしなやかさ
季節の移り変わりの中で
そういう変化も少し味わっています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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