「え?全然知らない」
同じくらいの世代だと思っていた方のそんなセリフを聞くと
ちょっとショックだったりもします
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私が学生時代に聞いていたアーティストたちの曲を
ことごとく「知らない」と言っていた人がいて
年齢もそんなに違わない(だろう)と思っていただけに
軽くショックを受けてしまいました
この「軽くショック」とは一体何なのか
自分の好きなアーティストが思ったよりも知られていない
(いや、違うな)
年齢が近いと思っていた人が思ったよりも若かった
(いや、違うな)
もしかしたら
「世代間ギャップ」という看板が
自分の中にドーンと迫ってきた気がしたショックだったのかもしれません
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世代が違うと価値観が違う(だろう)
世代が違うと話が合わない(だろう)
そんなレッテルを貼っているからこそ
「世代間ギャップ」の気配を感じた瞬間に
みるみる「軽いショック」を
引き連れてきたような気がします
確かに
その時々の世代があって
私もそこを漂いながらここまで来たけれど
だからといって
色々がかっちりきっちり分かれているわけではなく
上手く言えないのだけど
それは何となくの大きな括りであるひとつの呼び方であって
そこにいちいちショックを受けることもないのだろうな
とも感じています
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それぞれの世代ごとに
「これこそが大事だ」とうたわれてきたような価値観があって
そこを通り過ぎてみれば
それはそのときの環境や流れで少しずつ変化してきたものでもあります
私の頃はこうだったのだから
今もこうであるはず、こうじゃなきゃおかしい
そこにしがみついてイライラするよりも
私の頃はこうだったけれど
今はこういう解釈もあるのだな
そう思うことができたらムダにイライラすることは減りそうです
「私は」なのか
「あの人は」なのか
主語を意識して眺めてみると
色んな価値観があるのだなぁと思えたりします
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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