呼び捨てるべき

- Category - 怒りん坊日記



子どもを持ってから
ずっと手放すことのなかった「べき」

私にとっては
重要ではなかったことに気づきました


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子どもの名前を「ちゃん」付けで呼ぶべきではない


これは
結婚する前からなぜか自分の中に揺るぎなくあって

子どもを持ってからはもちろん
つい最近まで
絶対に手放すことのなかった「べき」でした


私自身は
母親からは「ちかちゃん」
父親からは「ちかこさん」(←なぜか「さん」付け)
と呼ばれていて

それに対しては
何とも感じていないし

他人が
自分の子どもを「ちゃん」付けで呼んでも
何とも思わないのに

いつしか自分に対してだけ持っていた「べき」でした


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もちろん今も
家の外で自分の子どもの名前を呼ぶときには
呼び捨てにしていますが

それは
子どもたちが私のことを
家の外で「母」と呼ぶのと同じ感覚です


私が持っていたその「べき」に
どういう思い込みがあったかというと

自分の子どもを「ちゃん」付けで呼ぶなんて甘やかしている証拠
甘やかすべきではない



だけど
よくよく考えてみると

「ちゃん」付けで呼んだからといって甘やかしているとは限らない
甘やかすことが悪いとは限らない


私にとっては
不毛なコアビリーフでした


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家の中での家族たちは
それぞれをあだ名で呼び合っています

試しに私もその輪に入れてもらうと
とても心地よいのです


さらに
子どもに対して怒る必要のある場面で

これまでは
「〇〇(←子供の名前)、ちょっと来て」

ついつい迫力満点で呼んでいたのが


「〇〇ちゃん、ちょっといい?」

少し緩んだニュアンスで話しかけられるようになるという
効果がありました


私にとっては第一声というのは結構重要で
そこでなるべく穏やかにスタートできれば
上手な怒り方につながります


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人によって
色々なやり方があると思いますが

自分に合った方法を見つけるのも
楽しいものだなと思います
(ちなみに私は「チカコ」と呼ばれています←そのまま!)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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