ほおぶくろ

- Category - 引っ越し



ちょっと!詰めすぎだから!


思わずツッコミたくなりました

~今日は「荷造り編」です~


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私は
昔から整理整頓が好きで

何年か前に
整理収納アドバイザーの勉強をしたこともあり

お片づけは大好き
整理整頓は得意

自分でそう信じて
疑いもしませんでした



でもここ数年で
自分の周りの
モノの適正量

それによって
快適度が変わってくること

だんだんわかってきました



大人になってからの引っ越しは
実は5回目になりますが

今回は
これまでにないくらい
モノを手放すことに対して
執着やしがらみを感じることなく
静かに向き合うことができています


これは
アンガーマネジメントで学んだことが
大きく影響しているなと感じています


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モノは大切にするべき

これは
幼い頃から揺るぎなく握っていました


お友だちからもらったお手紙
テスト用紙
学校のプリント

遡れば
幼稚園の頃のものが一番古く
それを
結婚して家を出るまで
ずっと大事に持っていました


子どもが生まれたら生まれたで
初めて袖を通したベビードレス
サイズアウトしたベビー服
気に入っていたオモチャ
初めて握ったえんぴつ

いつまでも忘れたくなくて
いつでも取り出せるところに置いておきたくて

数年前まで
ずっと開封しない段ボールのまま
引っ越しを繰り返していました


最近だと
昔やっていた趣味のもの

またいつやりたくなるかわからない
そのときに「もったいない」と思わないために

使う機会がないのをわかっていながら
段ボールに入れたまま
引っ越しを繰り返していました



モノは大切にするべき


これは今も変わっていません


でも

思い出の品を手放さないことが
モノを大切にすることとは限らない


自分の思い込みを手放せたら
モノを手放すことへの罪悪感がなくなりました


それはまるで
ひまわりの種を
ほおぶくろいっぱいに膨らませて
苦しそうにしている自分の姿に
気が付いた瞬間でもありました
(限界を超えている自分の姿)


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実は5年前
こちらに引っ越してくるときの荷物が
ものすごく多かったのですが
段ボール200箱を軽く超えていました


「これじゃ、家に入れませんよ」

引っ越し屋さんが呆れるくらい
(実際には入れたけれど寝る場所に困った)


この頃の私は
モノを手放せない度がMAXだったので(自分比)

箱の数が増える大変さなんて全くなく
与えられるだけモノを詰め込む
200以上の箱にビッシリ隙間なく
モノを詰め込み切れたことに
ひたすら満足していました



そこから少しずつ
自分自身の考え方や生活スタイルの変化もあり
現在に至るのですが


今思うことは

「あのときの自分を受け入れられて良かった」

です


当時は思いもしませんでしたが

たとえば
モノを大事にするべき
手放すべきではない

適正量で生活を送るべき

優先順位を付けられることなく
同時期に混在していたなら

モノがありすぎること自体にイライラしながらも
手放せない自分とのジレンマに陥り

たまに視界に入る
開封しないままの段ボールを
恨めしい気持ちで眺めるような生活をしていたかもしれません


少なくともそうではなかったことに
それはそれでよかったなぁと感じられたのでした


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アンガーマネジメントによって
怒る必要のあることと
怒る必要のないことを
自分で線引きしていくのと同じように


自分にとって
本当に必要であるものと
本当は必要でないもの
時間をかけてモノたちと向き合ってこられたおかげで
(数年前から少しずつ断捨離実行中でした)


今回は
前回の半分以下の段ボール数で片付きそうです




ちなみに

シマリスの頬袋は
最大に膨らんだときには
身体と同じくらいの大きさにまでなるそうです
(Wikipediaより)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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