怒りで後悔しない
とは
私にとってきっとこういうことなんだ
そんな風に感じることができました
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先日
とても腹の立ったことがあって
その後
どういう心持ちだったかというと
メラメラとした怒りではなく
フツフツとした怒りでもなく
ゆっくりじんわり
これは納得(許容)できないな
がおへその辺りにずっとありました
というわけでやはり
「怒る」という選択をしました
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どうしてわかってくれないの!
そんな風に扱われると傷つきます!
一体全体どうなってんの!
ヘタしたら
こんな風に膨張しかねない思いは
一旦置いといて
先日起こったこと
それによって
今現在起こっていること
今後どうなって欲しいと考えているか
自分なりに順序立てて
話そうと決めていました
(初対面の方なのでただでさえアワアワする私)
「長くなるかもしれませんが
順を追ってお話したいので
最後まで聞いて頂けますか」
自分を落ち着かせるために
まずはそう言ってみました
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細かいやり取りについては省きますが
結果的に
解釈としては平行線のままでした
次回も同じような不具合を感じたとしても
それをまた同じようにモノ申すのではなく
今回のことを参考にするべしと解釈するのが
私にとって最善の落としどころでした
(これがわかっただけでも良しとするか)
「ご丁寧に対応して下さって
ありがとうございました」
最後はそう言って帰ることができました
(状況は改善されなかったけれど)
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クレームまではいかなくても
これはモノ申さねば!ということがあります
そんなときは
(言ってやらないと気が済まない!)
たとえ言ったとしても
なぜか拭い去れないモヤモヤを
いつも感じていました
あるいは
物分かりの良い人を演じていたこともあります
納得してもいないのに
「わかりました、いいです」
自分の(本当は〇〇)を
置き去りにしてしまうことで
虚しさが押し寄せてくるのです
今回
時間をかけて自分の感じた怒りに向き合ってみて
それでも「怒る」という選択をしたこと
そのことによってもたらされたのは
「怒りで後悔しない」ということは
相手を傷付けないだけではなく
自分を傷付けないことなんだ
という実感でした
状況は変わらなかったけれど
ムシャクシャモヤモヤした思いはもうどこにもなく
澄み渡った気持ちで
そのことに決着を付けられたようなこの感覚が
「後悔しない」ということなのかもしれません
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山本周子(やまもとちかこ)
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