自分のことは棚に上げてですが
大声で怒鳴っている人の姿を目にすると
威圧感と怖さが一気に押し寄せてきて
怖くなってしまいまうことがあります
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買い物をしていたときのこと
「何トロトロやってんのよ!!」
あまりの大声に驚いて
思わず声の主を見てしまったのですが
目線の先には
私くらいの中年のご婦人
その方が睨みつけていたのは
多分その方のお母さま(年齢的にはおばあちゃま)
肩を落として
シルバーカーを押しながら
そのご婦人の後を追う
おばあちゃまの姿を見て
何だかとても胸が苦しくなりました
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私が見たのは
ほんの一部分なので
その前後に何かあったのかもしれないし
どういう流れでそうなったのかは知る由もないのですが
あの口調や態度から推測すると
多分他人ではなく親子なのではと思います
私の場合だと
家の外で大声で怒鳴るということはないけれど
家の中では日常茶飯事でした
(数年前までは)
そこには
子どもたちに対する
これくらいはできるはず
これくらいは当たり前でしょ
そんな期待と
ちょっとくらい理不尽な態度であっても
許してもらえるだろう
そんな甘えがありました
家族という身近な存在であるからこそ
怒りが強くなりがちだったのです
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もちろん
怒ることがダメだということではありませんが
私がはき違えていたのは
怒るということは
強い口調で相手を論破すること
怒るということは
自分の正当性で相手をねじ伏せること
心の奥底では
怒りたくないと思いつつも
そうしなければいられない強迫観念と
そうしてしまった後に襲い掛かる罪悪感に
押しつぶされそうになっていました
怒りに関する理解を深め
適切な怒り方を身に付けることによって
本当に怒る必要のあることに
後悔なく怒ることができる
本当は怒る必要のないことに
後悔なく怒らずに済むようになる
まだまだ足りない部分はありますが
まだまだ学び続けたいと思っています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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