(もぅ!)
ほんの些細なことだったけれど
立て続けにイラっとすることがありました
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昨日の夕方
夫が食材の買い出しに行ってくれたのですが
シンクの所に
「ひやむぎ」が置かれていました
常温保存でOKなので
そこにそのまま置いたと思うのですが
今朝もそのままの状態であるのを見て
ちょっとイラっとしました
乾麺はシンクの下の引き出しに入れることにしているので
腰を屈めてそこに入れればいいだけなのです
私としては
夫にしまってもらうことを勝手に期待していたのですが
入れ忘れたのか
あえて入れないのか
それはわからないにしても
長時間そのまま置き去りにされているのが気に入らなくて
恩着せがましく自己主張しているようにさえ感じてしまいました
(ひやむぎ、ごめんね)
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そんな気持ちを小脇に抱えながら
部屋の掃除をしていたのですが
長男の英語の参考書が
もう数週間以上
棚の上に置きっぱなしになっているのが
異様に気になってきました
どうしても必要だと言われて
慌てて小銭を準備して
購入して帰ってきて
置いた状態から微動だにしていないのです
先週行われたテスト勉強期間中にも
手に取ることなく放置されたまま
せっかく購入したものを
活用することなく
共有スペースに置き去りにされているのが気に入らなくて
あの苦労は何だったんだと恨みがましくさえ感じてしまいました
(参考書、ごめんね)
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よく考えるとどちらのイライラも
何かを上乗せしてしまっているように感じました
事実を越えて
「自分を蔑ろにされているに違いない」
「自分の行いが無下にされている」
そんな自分の思い込みが
モリモリと積み上げられていました
そこに置かれている「ひやむぎ」が
そんなに気になるのだったら
自分で片づければいいし
夫に片づけて欲しいのなら
本人に直接頼めばいい
だけど
それをすることなく
その場でイライラを募らせるのは
私にとって
健康的な解決方法ではありません
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息子の参考書は
置きっぱなしにしていることではなく
それを使っていないことにイライラしました
息子が参考書を使わなかったとしても
それは息子の自由であって
直接私に影響を与えることはないので
私にとっては怒る必要のないこと
それぞれ冷静になって仕分けてみると
ムダなイライラに振り回されていたなと気づいたのでした
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物事の大小に関わらず
日々イライラすることはあるけれど
その度に全力で腹を立てていたら
心身共にくたびれてしまいます
自分にとって
本当に怒る必要のあることか
それとも怒る必要のないことか
その見極めと線引きをし
建設的な行動を選んでいく
毎日基本に立ち戻り
取り組んでいるトレーニングです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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