(うぉぉっ!やったぜ!)
思わず
ガッツポーズしたくなりました
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夫と食事に出掛けて
それぞれ好きなパスタを頼みました
「おいしいね」
モグモグしながら夫に言うと
首を傾げて不満げでした
「味がせんのやけど…ちょっと食べてみて」
一口食べると
全くの無味でした
さてどうする
よりによって1,5倍を注文していたので
このまま食べ続けるのは厳しいと感じたようで
夫にしては珍しく
店員さんに声を掛けると言い出しました
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「えーっと…どうしましょうか…」
このままではいられないことはわかっていても
どうすればいいのか困惑されていたのか
私と夫の顔を代わる代わる見ながら
繰り返しそうおっしゃる店員さん
「このままでは食べられそうにないので
せめて調味料を持ってきていただけると助かります」
私なりにそう答えたのですが
夫にとってはちょっと違ったらしく
「作り直してもらってもいいですか?」
無事にリクエストが通り
時間差はありましたが
2人揃って
食べたいパスタをいただくことができました
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このとき私の中では
(おぉっ!出たぞ!)
そんな驚きと
ひそかにガッツポーズしたくなる感覚がありました
それは
こちらの要求が通ったことに対してではなく
『せめて〇〇だったら』という境界線を
言葉で相手に伝えられたことに対してでした
怒る必要のあることと怒る必要のないことには
自分なりの境界線があります
そしてそこには
「せめてこうだったら」というラインがあって
それを相手に言葉で伝えることが
ムダにイライラせずに済むポイントでもあります
これまで自分なりにその境界線を意識してみたり
振り返って分析することはあっても
家の外で言葉にして第三者(家族ではない他人)に伝えたのは
実は初めてに近いことでした
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無意識のうちに
それができたことが本当に嬉しく
これまで取り組んできた成果が
実感できた体験でした
アンガーマネジメントはトレーニング
継続して取り組むことにより必ず上達する
講座の中でも
そんな風にお伝えしているのですが
(本当にそう!)
あらためて何度も首を立てに振りたくなりました
(THE・赤べこ)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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