ベラ子のパターン

- Category - 怒りん坊日記



外ではおすましを決め込んでいるので
あまり知られていないかもしれませんが

実はワタクシ…


家ではベラベラ
おしゃべりのベラ子です
(知ったこっちゃない)


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見境なく(?)あれこれ話すというよりは
私なりに目的はありつつも

家族の誰かしらが犠牲になるのですが
それは大抵夫です(お気の毒)


ここ最近
何ともモヤモヤする理不尽な出来事があって

もちろん自分で頭の中を整理しながら
あれこれ考えてはいるのですが

それでも「とりあえず聞いて欲しい」
そんな状態でした


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ここで
私と夫では決定的に違う点があって

それは
話を聞く場面において

夫は「相手がそれを自分に話す目的を明確にわかっておきたい」
  「求められている行動に効率よく応えたい」

私は「とりあえず話を聞くという行為が大切だと思っている」
  「相手の言わんとすることをじっくり聞きたい」

あまり的確には言えてないのですが
ザックリ言うとそういう感じだと思います


なので
夫が私に何らかの話をするときには

自分の中で何らかの答えが出ていて
それを報告するという目的が明確で


私が夫に何らかの話をするときには

とりあえず聞いてもらっていく中で
何かが見つかるかもとひたすら話す

という感じになります


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そうすると
どういうことが起こるかというと


「とりあえず聞いて欲しいだけなんだけど」


私から夫へは
そんなリクエストを伝えてから話し始めるものの

(じゃあ結局何を答えればええのか)
と言わんばかりの夫の表情を目の当たりにしたり


夫から私への場合には

(え?話はそれだけ?)

本当に手短に報告が並べられるだけのこともあって
夫との会話に物足りなさを感じたりするのです


もちろん全てではないけれど
そもそもの仕様が違うとでも言いましょうか

「会話のキャッチボールとはこういうもの」
というスタンスが違うと

こんな風に違和感を感じることもあるのだなと
ここへ来てようやく気付いたのでした


それがいいとか悪いとか
在り方や関係性に文句を言いたいわけではなくて

それくらい
人によって違ってくる感覚というのがあって


「何で〇〇なの!」ではなく
「こんなに違うからか」という捉え方ができるだけで

毎回腹を立てていたパターンから
少し脱却できている気がするのです


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今回の気づきによって
これまで夫に対して

どうせ面倒くさそうな顔をされるのだから
ムリに聞いてもらってもイライラするだけ


悩みながらの相談は
限りなくマイナスの効果をもたらすに違いない


という思い込みは
事実ではないことがわかりました


「とりあえず聞いて欲しいだけなんだけど」
というリクエストは

夫に対しては
多分少し的確ではなくて


「今こういう現状でまだ〇〇の部分がハッキリしないんだけどね…」
という情報を付け足すだけで

困惑気味だった夫の表情は
少しばかりスッキリ見えました


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ベラベラしゃべっているだけと見せかけて
実は色々考えてまんねん


そんな風に言いたい気もするけれど
これは紛れもなく自分のためなので

こっそりトライ&エラーを
続けていこうと思います




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)


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