どちらか一方が
決して全てではなく
あっちに行ったりこっちに行ったり
揺れ動く思いがあったりします
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すっかり疲れて
バタンキューだった昨夜
食べ終わった食器をそのままにしていたことも
キレイさっぱり忘れていました
翌朝…
（あ、洗ってくれたんだ）
そう思いながら
乾いた食器たちをしまおうとしたら
ペタペタとした手触りがして
汚れが少し残っていたものが何点かありました
（ま、カレーだったしね）
洗い直しをしながら
以前にも似たようなことがあったのを思い出しました
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そのときにもたしか
（あ、洗ってくれたんだ）
があったのですが
そのあとに
ペタペタした手触りがした瞬間
（やるならちゃんとやってよね！）
ちょっとイラっとして
さらに
（あーっ！何てこと！）
おろしたてのスポンジを使われたこともあって
猛烈にイラついたのでした
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直前まで
心の中は感謝であふれていたのに
ほんのちょっとのイライラを察知した瞬間に
相手を責め立てる気持ちが膨れ上がり
ありがとうを
一瞬で揉み消してしまっていました
そのくらい怒りというのは
エネルギーの強い感情なのだと思います
だからこそ
適切に取り扱わなければ
相手はもちろん
自分自身を気づ付けることもあります
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感謝もあったし
若干のイライラもあった
どちらも確かに
自分自身の抱いた感情です
どちらか一方が
決して全てではなく
あっちに行ったりこっちに行ったり
揺れ動く思いがあったりします
それをエネルギーの強さによって
振り回されてしまうのではなく
どちらも眺めた上で
自分自身でどう付き合っていくか
それが感情のコントロールだと思います
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前回は
しばらく怒りを燻ぶらせて
私の中では
アンガーマネジメント失敗でした
（怒りで後悔したから）
今回（ま、いいか）とやり過ごせたのは
前回からの学びがあったからで
そう考えると
「小さなことからコツコツと」だなと
あらためて感じました
（二日目のカレーは美味）
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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