強くあるべき

- Category - 怒りん坊日記



自分の立ち位置に対して
強く握りしめていた

「こうあるべき」を

少し手放せたことにより
楽になった自分の在り方を感じています


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結婚して母となり
子育てしていく中で

自分が知らず知らずのうちに
母として強く握りしめていたのは


完璧であるべき
強くあるべき



子どもがやろうとすることには
全てに手本を示さなければと無理をしていたし

子どもの前で涙なんて
絶対に見せてはならないと我慢していました


それによって
自分自身に腹を立てることも多かったし

(こちらがこんなに頑張っているのに!)

期待に応えない子どもの姿や
黙って見守るだけの夫の姿に

常に怒りを募らせていました


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あそこまで振り切れていたからこそ
アンガーマネジメントに出会えたのだと思うと

それはそれで良かったのかもしれませんが
(それまでに対してはひたすら懺悔)


アンガーマネジメントで学べたことは

怒りに対する知識や扱い方
リクエストを安全に伝えるとはどういうことか


それだけではなく

自分の感情をありのまま受け入れること

これも私の中では大きいことでした


不完全な自分を受け入れ
そんな自分を子どもたちにもさらけ出すことで

私自身が楽になったのはもちろん
子育てに対してものすごく楽しさを感じ始めました


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子どもであっても
私よりも知っていることやできることが増えて

それに対して素直に尊敬できる
「うわー!すごいね」と感動できる

「子ども」「家族」としてではなく
「人」として対等に接することで

お互いを大切にしながらやりとりすること
それによって得られる心地よさを感じられています
(もちろんできないときもありますが)


「子どもだねぇ(笑)」



ウッカリやらかしたり
ポンコツぶりを発揮して

ズバリそんな風に言われることも多いのですが
実は楽しくて嬉しい瞬間でもあります




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)


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