「どうして〇〇しなかったの?」
言うのは簡単ですが
言われた方はどうしようもないことが多いです
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昨夜のこと
娘が
22時半を回った辺りから
血相を変えて机に向かい始めました
いつもならダラダラとお茶でも飲みながら
「そろそろ寝よっかなぁ」と言っている時間帯
(何かあったな)と思いました
どうしたのかと聞いてみると
「明日提出の課題をやっていなかった」
とのことでした
私「おぉ、そうなんだ、間に合いそう?」
娘「…間に合わせる」
私「そっか、でも今気づいて良かったよね」
「早めに寝られるといいね、頑張って」
そう声を掛けて私は布団に入ったのですが
(うわぁ!嬉しい)
そんな思いが込み上げてきて
それらをじんわりと味わいながら眠りにつきました
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誤解のないように言っておくと
決して娘が課題をやり忘れていたことに
嬉しさを覚えたのではなく(←鬼か!)
「何で確認しないの!」
以前なら間違いなく
そう口をついて出ていたであろう言葉を出さなかったこと
そういう思いが全くなかったと言えばウソになりますが
そこに即座に反応しなかった自分に気づいて
それが嬉しかったのです
アンガーマネジメントを自分なりに
日々取り組んできた成果がそこに見えた気がして
思わずガッツポーズが出そうになりました
自分がどう振る舞うか
どのように言葉掛けするかによって
相手の反応も変わってきます
娘が「は?そんなのしょうがないじゃん」
と言って不貞腐れてしまうのも
「うん、ありがとう」と言って
また机に向かってやり始めるのも
こちらの接し方次第で変わってくるということです
(これまでは断然前者のパターンでした汗)
相手を変えようとするのではなく
自分の行動を変えてみた結果
相手の反応も変わるということだなと
あらためて実感したのでした
(いつも上手くいくとは限りませんが)
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結局
娘が寝たのは深夜2時半だったそうです
今朝はとても眠そうに目を擦りながらも
「終わってよかったぁ」
晴れ晴れした表情で登校していきました
数時間しか寝ていなくても
クマひとつない若さが眩しく
羨ましくもありました
(母ちゃんの目の下のクマ&顔面ドット柄は年季入ってまっせ)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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