(こ、これは決して練り歩きをしているわけではなく…)
妙な言い訳をしながらも
この上なく感動していました
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日曜の夕方に異常を感じてから
転げ落ちるように腰痛地獄へまっしぐらだった一週間
普通に歩くのも難しく
職場には迷惑を掛けるのを承知で休養させていただきました
(本当にありがとうございました)
安静にしているつもりだったけれど
痛み止めもなかなか効かず
数日後には足のしびれもやってきたりして
(私、どうなっちゃうの?)
身体の痛みよりも
心がどんどん弱っていくのを感じました
家族のサポート(主に夫)によって
家の中は回っていたけれど
何もできない自分は
何もできないどころかお荷物になってしまっている
そんな風に感じ始めると
申し訳なくて悲しくて
それでも
ただ寝ていることしかできませんでした
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役に立つべき
足手まといになるべきではない
もともとそんな「べき」もあってか
自分へのイライラも漂っていたけれど
(しょうがない!なるようにしかならん)
せっかく頂いている「休養」
しっかりそれに充てていよう
少し開き直ったりもして
ひたすら寝て過ごすことにしました
何も言わず
特段病人扱いすることもなく
普段通りに接してくれていた
子どもたちのおかげもあったと思います
週の後半になってきたあたりから
少しずつ動けるようになってきて
週末の今日には
ゆっくりめだけど
普通に歩けるまでに回復しました
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週明けからは出勤の予定なので
身体がビックリしないように
少し散歩をすることにしました
何てことないいつもの道
久しぶりとはいえ見慣れた景色
じわりじわり歩くうちに
懐かしくて
嬉しくて
ありがたくて
言いようのない涙が出ました
決して
病気自慢をしたいわけではありません
だけど
「当たり前」とか「普通」というのが
あまりにも放置されていたというか
とてもないがしろにされていたというか
私自身はこれまで「それら」を
とても大事にしていなかったんだなということに
気づかされたのでした
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とはいえ
まだ両手を振って歩くには不安で
両手を腰に手を当てて歩く姿は
見るからに怪しかったのですが
(これは決して練り歩いているわけではなくて…)
(順手ではなく逆手の方が変じゃないかな…はて)
あれこれ試している私は
十分怪しかったと思います
痛みが消えるまではまだしばらくかかりますね
決して無理をしないように過ごしましょうね
まるで子どもに言い聞かせるように
優しくおっしゃって下さった先生
肝に銘じて
自分の心や身体と
大切に向き合って行こうと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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