（めしっ）
こんな音がするのだなぁ
めしめしという音を耳にしながら
しばらく歩きました
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落ち葉が敷き詰められた歩道に
連日の雨が降り注ぎ
一面濡れ落ち葉におおわれていました
滅多にない光景に
何だかワクワクして
張り切って歩いてみたのですが
めしめしという音にビックリしました
次に浮かんできたのは
（お掃除大変そうだなぁ）
普段の落ち葉であれば
ロングスカートが裾を引きずるみたいに
さらさらと道路の表面をかすっていくのだろうけど
水気をたっぷりと含んだそれらは
ビクともしなさそうな佇まいでした
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イライラまでは到達しなくても
自分が感じたちょっとした違和感
放っておくと
野ざらしになった落ち葉たちのように
雨降りによって
重々しいものになったり
それまでとは違うものに感じられたりするのかもしれません
さらさらした軽い状態のときに
お掃除しておいた方がいいのか
濡れ落ち葉を楽しんでから
また晴れた日を待つのがいいのか
それは人それぞれかもしれませんが
手こずりそうな状態のときに
あえて何とかしようとすればするほど
必要以上の労力が掛かり
疲弊してしまうかもしれません
フットワークの軽いときに
できることはやっておくことと
こりゃ大変だぞという状態のときは
あえて時間をおくということも
ときには必要なのかもしれないなと思いました
（もちろん緊急性によって違ってくるのでしょうけど）
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数日前に気がついた
「息子が修学旅行だった」件
結局私は何ひとつ手伝うことなく
本人がサクサク準備して
無事に出発しました
寒い中
息子も落ち葉の絨毯の上を
めしめし言わせながら学校に向かったのだと思います
（一泊だけど寂しいものです）
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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