わかってほしいだけ

- Category - 怒りん坊日記



あのとき 
ただただ「わかって欲しかったなぁ」 

急に子どもの頃の話を思い出しました   


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あれは確か小学校高学年の頃のこと 
近所のお友だちから嫌がらせを受けたことがありました 


今思い出しても 
ものすごくイヤな気持ちになるような文言が

ふんだんに連ねられた手紙を受け取り
(こういうのを忘れられない所が執念深いのかも) 


そのときは 
ガラにもなく母に見せました 

(お母さんはどんな風に対処してくれるだろうか) 

今思えば 
母を試すような気持ちもあったのかもしれません


いざそれを目にした母は 

母「でも町内会のお付き合いもあるからねぇ…」
私「……(そうっすか)」 


子どもながらに心底落胆したのを覚えています 


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決して
そのときのことを恨めしく思い出して
文句を言いたいわけではありません 

高学年だった私は 
少なくともその時点では 

母にも大人の都合があるのだろうなということを 
きちんと理解してはいました 


だけどそこで落胆してしまったのは事実で

そこには

「ただわかって欲しかっただけなんだよなぁ」


という思いが溢れていたことを 
なぜかこのタイミングで鮮明に思い出したのでした 


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自分が親になり 
母の立場になったわけですが 

今思うのは 

「母としてはこういう都合があってね…」


そんな言い訳は
通じなくもなさそうだなということです
(子どもは子どもなりに理解してくれるような気がするから) 


大事なことは

今目の前にいる子どもの気持ちをわかろうとすること
 


そのことが
直接の解決に繋がる行動でなかったとしても 

まずはそれが先決なのかもしれないなと感じました


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子「あー甘いもの食べたい!」
私「だよねー、食べたいよねー」

子「こんなときに限ってちょうどないし!」
私「だよね、なくなってたよねー」

一同(…しょうがないか) 


こんな風にやり過ごすことで
深夜の甘いものの誘惑から逃れることに成功しています
(お互いにとっての抑止力)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)


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