子どもの「学校休みます」問題
こんなに平穏でいられたのは
はじめてかもしれません
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娘が布団の中で
「お腹が痛い」と言いました
こちらも朝の準備で忙しかったのでバタバタしながらも
気にはしていたのですが
「今日は休むことにするから連絡お願い」
と言ってきました
病院に連れて行こうかと尋ねると
「さっきよりは痛みが引いたけれど、
もし通学途中にさっきの痛みになったら怖いから大事を取って休む」
と言いました
それから学校に連絡をして
お休みさせることになったのですが
そこまでたどり着いたとき
(あら?私、微塵もイライラしなかった)
そんな自分自身に驚いたのでした
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子どもが学校を休む
これまでに何度かあったことですが
その気配を感じる度に
どこかうんざりしている自分がいました
この「うんざり」は
子どもの休む頻度には全く無関係で
(またこのモヤモヤかよ)
以前感じたことのある不快感を
再び味わわねばならないのかという「うんざり」なのですが
その理由としては
そこに沢山の自分の「べき」があったからでした
学校を休むべきではない
休むのなら全うな理由を述べるべき
こちらに判断を委ねるべきではない
時間の余裕を持って決断するべき
休むのなら病院に行くべき
こちらの都合も考えるべき
なんとなんと
それらの後にようやく
心配だなぁ
大丈夫かなぁ
が顔を覗かせているような有り様だったのです(ゾワッ)
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今朝の娘のプレゼン(?)は
私にとっては過不足のないものでした
だからこそ
全く怒りの「い」の字もわいてこなかったのですが
自分にとって握りしめる必要のない「べき」を手放せるかどうか
ということも大切だと思います
この「学校を休みます」問題
アンガーマネジメントによって
ムダにイライラする要因は
かなり削ぎ落とされてきたような気はしています
今私の中の「べき」をあげるとすれば
子どもの話に耳を傾け
その決断を静かに受け止めるべき
です(↑これが結構難しいのだけど)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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