同じような意図を含んでいても
いくつかの言い回しのパターンがあります
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顔を合わせた際の
お世話になります
お世話さまです
別れ際の
お世話になりました
お疲れさまでした
お世話さまでした
どの言葉が正しいとか相応しいとか
というのはとりあえず置いておいて
私にとっては同じような意味を含んでいて
大きな違いはないのですが(あくまでも私の場合)
その使い方について
大いに違和感を抱いていた時期がありました
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私の生まれ育った場所では
「お世話になります」
がよく使われています(と私は感じています)
そのせいか
今住んでいるところへ越してきたとき
「お世話さまです」
にとても違和感を感じていました
そしてなぜか
(私は意地でも「お世話さまです」とは言わない!)
とさえ思っていました
そこには
自分のやり方を曲げるべきではない
自分は自分であるべき
そんな「べき」があったのかもしれません
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自分のこだわっているものが
どれほど重要なのか
それほどまでに手放せないものなのか
洗い出していくうちに
色んなものがあぶり出されてきて
へっ?どうでもよくね?
自分でも驚いてしまったものの中に
この「お世話さまです」がありました
群馬での生活も4年目になり
「お世話さまです」にもすっかり慣れました
正確な群馬弁なのかどうかはよくわかりませんが
地元の言い方とはあきらかに違うイントネーションで話す
自分や子どもたちに気づいて
「群馬県人になってきたなぁ」
と何だか嬉しいです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)