（ガルルル…！相手に不足はねぇ！）
ひっさしぶりにタイマンを張りました
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子ども相手に
なんて大人げなかったのだろうと思います
わかっているけど
どうしても納得できなかったので
譲れませんでした
家族の中で決められているお当番
どこかが滞るとたちまち回らなくなってしまうので
できていないときは「やってね」とお互いに声かけをして
何とか回している状態です
周りがサボると厳しいのに
結構忘れたり自分の都合でやろうとする次女
最近それが特に目立つので
気になっていました
昨夜は
取り込んだ洗濯物が
仕分けられておらず（←次女の当番）
気づいたタイミングで声を掛けたのですが
スマホから目を離すことなく
「うん、やる」
とカラ返事でした
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私「じゃあ、今やって」
子「うん、やる」
口ではそう言うけれど
体勢は変わらず
イラッとしつつ
同じやり取りを数回続けるも事態は全く変わらず
怒りが増していったというよりは
（ここは許容できないな、譲れないな）
そう感じている自分がいました
何がそうさせるのか
言いたいことがあるなら言ってもいい
そんな声かけはしましたが
反応はなし
「それをやってくれないとお風呂に入れないから頼むね」
はじめはそんな風に言ってみたりしましたが
らちが明かず
「本当は着替えを仕分けてなくてもお風呂なんて困らない、
だけど、みんなで決めたお当番のルールを目の前で放り出している姿には納得がいかない、
だから今日私は、仕分けてくれたのを見届けてからお風呂に入ることにするね」
そう宣言して
寝室にこもった次女のアクションを待っていました
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一体誰に似たのか（←間違いなく私）
彼女も
「動かざること山の如く」で
こちらの部屋とあちらの部屋で
静かなにらみ合いは続きました
私は何時間でも待つつもりでいました
洗濯物を仕分けることなんて
別に大したことではありません
だけどそういうことではなく
自分が本気で娘に向き合っているということを
娘にではなく
自分自身に証明したいような気持ちでした
結局お互いに疲れ果てて
気づくと夜中の２時
私はテーブルに突っ伏したまま
娘は座ったまま力尽きていて
言葉の通り「相打ち」となりました
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朝風呂にしようと
いつもより早めに起きてみたら
洗濯物は
お行儀よく仕分けられていました
（ちっくしょう！こういう所だよ！）
悔しさではなく
爽快な気持ちが駆け抜けていきました
（意外に根性あるなぁ！）
まるで最終ラウンドまで共に戦い抜いたボクサーのように
相手を称えたくなるような思いさえしました
私や次女とは正反対のタイプの夫は
このにらみ合いが全く理解できず
右往左往していましたが
諦めて早々と寝ていました
私や次女や夫とも違うタイプの長女は
（やれやれ…またやってるんですね）
当たらず触らず
絶妙な距離を保ちながら過ごしていました
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自分の感情は自分で選んでいる
怒りで後悔しないためには
怒る必要のあることでは怒った方がいい
今回のやり方が正解だったのかどうかはわかりませんが
怒ると決めて行動したことで後悔せずにいられたので
私にとっては良かったのだと思います
似たもの同士の根比べによって
自分なりのアンガーマネジメントに
全力で取り組んだ一日でした（疲）
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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