「ちゃんと」
私と子どもたちの関係において
これほど基準の分かりにくい言葉はないような気がします
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「自分のやるべきことはちゃんとやりなよ」
私の中では
子どもたちについ言いたくなるセリフ
第一位に君臨するほどなのですが
自分自身にも言い聞かせているような
こだわりの強さがそう言わせているとはいえ
なんて分かりにくいのだろう
期待通りの反応は
ほぼほぼ返ってこない
そんな子どもたちの様子を見れば
一目瞭然です
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自分の中の「ちゃんと」は
ここまで書き込んだら
とか
これくらいの時間をかけたら
とか
気分の良いため息が出るようになったら
とか(↑かなりザックリですが)
それなりに基準があって
自分ひとりで片付けられることならば
自分だけが分かっていれば良いのだけど
相手に「ちゃんと」という言葉で
分からせようとするのは
あまりにも不親切で横暴です
きっと
家族なのだから
それくらいわかってるでしょ
家族なのだから
これくらいはできて当たり前
甘えや期待があるのだと思います
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基準を決めたら
自分だけでなく相手にも分かる
具体的な文言で伝える
簡単なようで
なかなか難しいです
上手なリクエストは
分かりやすいリアクションで返ってきます
最近気づいたのですが
私の「ちゃんと」が発動されるサインである
「大きなため息」が出てしまうときは
特に気をつけておきたいと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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