完璧であるべき
これは
私にとって呪いのような「べき」だった気がします
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ちゃんとやらなくちゃ
それが大人になるにつれて
強固な「完璧であるべき」になり
何をするにも自分の「べき」に紐づいていました
どうしてあんなに腹が立ったのか
どうして何もかもにイラついていたのか
その正体は「完璧であるべき」でした
よく考えれば
そこまで完璧ではなかったけれど
自分の中ではそう息巻いていたようです
そしてそれは
自分自身が苦しくなっていた原因でもありました
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アンガーマネジメントを学ぶことで
そのことに気づき
(その「べき」ってそこまで重要度の高いもの?)
そうでもないなと手放せた瞬間に
腹の立つこと
イラついて仕方のなかった感覚が
スコーンと抜けました
見渡せば
私自身の周りには
「完璧」であることなんてそうそうなくて
良い意味で自分のこだわりを手放せることになったのですが
自分のことというのは
案外見えなくなってしまっているものだなぁと気づいたのでした
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完璧でなくなったことによって
ではなく
完璧を求めなくなったことによって
でもなく
完璧ではない自分も認められるようになったことで
自分自身が劇的に楽に生きやすくなりました
私にそっくりな次女は
この「完璧であるべき」を握りしめていて
とってもしんどそうにしていることも多いのですが
それとどのように向き合っていくか
それをどのように手放していくかは
本人にしかできないことです
(うんわかる、その気持ちわかるよ)
そっと心の中で声を掛けながら
「完璧ではないけどそれも私」を
噛み締めながら見守るのみです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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