自分の中の100％を求めていながらも
それが叶っている状態を目の当たりにすると
寂しさが吹き抜けていったのでした
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〇〇を片付けておいてね
△△をやっておいてね
お願いしておきたいことを
あらかじめ伝えてから家を出るのですが
いざ帰宅してみると
（やっておらぬな…）
そんなことがほとんどです
いくら上手にリクエストしたとしても
それを受け入れてやってもらえるかどうかは
また別の話で
そこは仕方ないなと
ある程度受け止めています
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ところが
過去にたった一度だけ
帰宅してみると
こちらがお願いしていた以上の
私にしてみれば
抜かりなく家が整えられている状態のことがありました
（夫と子どもたち総動員でやってくれたのだと思います）
キレイに整えられた部屋
楽しそうにテレビを観ている夫と子どもたち
自分の願いか叶えられた
何の乱れもない場所から眺めた光景は
何とも寂しいものでした（あらっ？）
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それはまるで
私が居なくても何の問題もない
私が居なくてもみんなの日常は回る
そんな
抜かりなさというか
隙のなさを突き付けられた気がして
自分が望んで
それを叶えるために起こしたアクションにも関わらず
いざ叶えられてみると
嬉しさもありながら
寂しさが勝っていました
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勝手なものです
つじつまが合っていないなと思います
だけどやっぱり
ちょっと抜けているところがあるのを
「しょうがないなぁ」
そう言いながら
自分の居場所を踏みしめながら
この人たちと一緒に
私はここで暮らしていきたいのだと思います
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たった一度でしたが
そういうことがあってから
〇〇を片付けておいてね
△△をやっておいてね
同じようにリクエストはするのですが
自分のタスクも残しておくようにしています
（やってくれない場合も想定して）
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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